冬も近くなり初雪の便りが聞かれる頃にはワカサギ太公望の皆様がそわそわしはじめる時期ですね。
もちろん僕も今から楽しみにしていますが、釣果を上げたい時によく聞く魚探(魚群探知機)について書いてみようと思います。
魚群探知機の仕組み
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振動子という部分から発せられた超音波が、水中にある障害物や魚に当たり跳ね返って再び振動子に戻ってくるまでの速さで魚の居場所や水の深さを計測する非常に賢い機械です。
これは大型遊漁船でもワカサギ釣りで使う小型の魚群探知機も仕組みはほぼ一緒で、振動子は水中にセットする必要があるため船では船底付近、氷上ワカサギ釣りの場合は氷に穴を開けて振動子を浮かべて使用します。
魚群探知機でわかることは、底までの深さ、魚の存在、水草や流木などの障害物などです。
魚群探知機の信頼性
魚群探知機って本当に当てになるの?と思う人も多いと思います。
昨シーズンワカサギ釣り場のガイドの仕事をしていた時に、社長の指示でお客様にお分けする分のワカサギを釣って水槽にストックしていたのですが、ふと魚群探知機の信頼性について調べて見たくてストックしている水槽で魚群探知機を使ってみるとものすごい反応が出たので、魚群探知機が魚の存在を調べる能力は非常に高いことがわかりました。
日曜日に一番成績が良くなかったテントで試し釣りしてきましたが、1時間ちょっとで40匹程の釣果でした
釣ったワカサギは釣れなかったお客様へのプレゼント♪ https://t.co/0LurZKOkDV pic.twitter.com/FY84Xm24cJ
— 道産子海老(自由形)野外活動中 (@PtPT2g02BcUW6k9) February 8, 2022
しかし、精度に関しては魚群探知機の性能によって違うので、やはり価格に比例します。
ワカサギ釣り用の魚群探知機
ワカサギ釣り専用の物はありませんが、ホンデックスというメーカーより魚群探知機を使用している人が多い時に頻発する誤作動を起こさないワカサギモードが搭載されているそうです。
非常に性能が良く使用している方が多いですが、性能が良いだけあって中々のお値段です。
魚群探知機の良いところとそうでもないところ
ワカサギ釣りでの魚群探知機の良いところとそうでもないところをご紹介。
魚の存在を確認できる
魚がいるかいないかが一目でわかるので、大きな湖などで中々ポイントが絞り切れない時などは非常に役立ちます。
魚の回遊するタナ(深さ)がわかるので、魚の群れの中に一発で仕掛けを入れることができるので手返し良く探ることができます。
手間と荷物が増える
何かと荷物が多くなるワカサギ釣りですが、小型とはいえそこそこの大きさなので荷物が多くなること必至です。
また、魚探用の穴を余分に開けなければならないので氷の厚い釣り場などではかなりの重労働ですね。
魚種までは判別できない
魚群探知機は基本的に魚種までは判別できず外道の多い場所ではワカサギなのか他の魚なのかは魚の大きさでしか判別できないので、ワカサギと似たようなサイズの外道が多い場所ではほとんど役に立ちません。
魚群探知機を使うと大漁できるか?
海は広いので遊漁船では魚群探知機があるのとないのとではかなり違いますし百メートルもあるような深場では特に有効かもしれません。
ワカサギ釣り場程度の湖や池でも一定の場所や深さに集まっている場合もあるので、そういった場所を見つけるためには有効ですが、魚群に反応が出ているからといってワカサギが大漁できるとは限りません。
確率的には「いない」より「いた」方が釣れる可能性も高まりますが、ワカサギ釣りに関しては氷の下にワカサギがいるのに食わないということも多いので、魚の存在よりも食わせられる誘い方や合わせの方が重要ですから、その他の条件も踏まえて参考程度にサーチするのが良いと思います。
手軽に魚探を使って楽しめる大漁くんデラックス
本格的な魚群探知機ほどではないものの、そこそこの精度があるので中々人気がある大漁くんデラックスは2011年の発売からロングヒットを継続しています。
上にも書いた通り魚群探知機があるから釣れるというわけではないですが、魚の存在を知るという意味ではじっと座ってアタリを待ち続けるワカサギ釣りにとって楽しさをプラスする要素もあるとても良い商品だと思います。
今シーズンは大漁くんデラックスを使って氷の下のワカサギを探してみてはいかがでしょう。
ちなみに僕はホー助くんDXが大好きでした。
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