シャロースプール標準装備で軽量ルアーも難なくキャストできる22メタニウムシャローエディション

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シマノのから、シャロースプール仕様の22メタニウムシャローエディションが発表されました。

現行の人気機種20メタニウムは12lbのラインを100メートル巻くことができますが、シャロースプール仕様の22メタニウムシャローエディションのラインキャパは8lbが100mと軽量ルアーをキャストしたい場合に最適な仕様となっています。

20メタニウムは汎用性が高く非常に使いやすいベイトリールですが、シャロースプール仕様の登場で、さらに活躍するシーンが増えそうですね。

目次

22メタニウムシャローエディション詳細

2022年にシマノから新発売される22メタニウムシャローエディションについて解説していきます。

発売日

  • 22 メタニウムシャローエディション RIGHT(右巻き)発売中
  • 22 メタニウムシャローエディション LEFT(左巻き)2022年5月

使い方や好みによって右巻きか左巻きかで分かれるところですが、右巻きが先に発売されたようです。

ギア比

  • RIGHT/LEFT 6.2 糸巻き量 8lb-100m/10lb-90m/12lb-65m(ナイロン)最大巻上長 66㎝ (ハンドル1回転)
  • HG RIGHT/LEFT 7.1 糸巻き量 8lb-100m/10lb-90m/12lb-65m(ナイロン)最大巻上長 76㎝ (ハンドル1回転)
  • XG  RIGHT/LEFT 8.1 糸巻き量 8lb-100m/10lb-90m/12lb-65m(ナイロン)最大巻上長 86㎝ (ハンドル1回転)

ギア比は三種類のラインナップで、20メタニウムと同様幅広く対応しています。

自重

165g。

真鍮ドライブギアがアルミ合金製に変わったことで、20メタニウムの175gから10g軽くなっています。

スプール重量は14.3gと20メタニウムの13.8gから重量が増えていますが、ほぼ誤差の範囲と言えます。

スプールの刻印はシャローエディションですが、20メタニウムと同時発売された夢屋のシャロースプールと同じものだそうです。

ただ、ドライブギアがアルミ合金製に変わったことで、耐久性の面で懸念材料となりそうなところですが、強度よりも軽さを求めるならば当然アルミでしょうし、どの程度持ってくれるかは実際の使い方によって変わってくるところでしょう。

22メタニウムシャローエディションはどんな釣りに最適?

軽いルアーを投げたいけど、フィネスじゃ飛距離が足りない!なんて時に活躍するベイトリールです。

今まではスピニングに持ち替えて対応していた人が多かったのが、ベイトタックルで完結してしまうのは非常に効率がいいのではないでしょうか?

バスやロックフィッシュで

アシなどが茂った際をノーシンカーなどの軽量ルアーでピンポイントに攻めたい場合、22メタニウムシャローエディションはフィネスタックルに比べてより遠くからアプローチできるので、よりバスに警戒心を持たせることなく攻めることができます。

ロックフィッシュも同様で、軽いリグにしか興味を持たない時はノーシンカーでフワフワとフォールさせる釣りが有効で、根に擦られないように気を付けながらスピニングで対応していたものがベイトタックルで完結できてしまいます。

本流フィネスで

渓流ベイトフィネスで多用する飛距離はせいぜい5~10m程度。

渓流ルアーフィッシングは川幅も狭く、ベイトタックルではフィネスリールの独壇場となっていますが、ポイントを大きく変えて川幅が30mを超えるような本流やダム湖を攻めたい場合などは、フィネス機では太刀打ちできないため、スピニングタックルで攻めるしかありませんでした。

22メタニウムシャローエディションを使うことによって、遠投ピン撃ちが容易になったことから、対岸のカバーなどもおもしろいように攻略できるのではないでしょうか。

守備範囲が増えた

20メタニウム自体が軽量コンパクトで守備範囲が広いリールですが、フィネスじゃないけどフィネス気味の釣りもできちゃう22メタニウムシャローエディションの登場によって20メタニウムじゃちょっと辛い・・・なんてところに手が届く釣りが可能になったんじゃないかな?と思います。

渓流ベイトなども、わざわざ高くて使い道の少ないBFSリールを買うより、22メタニウムシャローエディションを使えば上流部から本流までカバーできてしまう上、ロックフィッシュやバスなどでも楽しめちゃう欲張りな使い方ができますね。

22メタニウムシャローエディションに合わせるロッドはこれ

  • 全長 191㎝
  • 自重 92g
  • ルアーウェイト 5~15g
  • 適合ラインナイロン・フロロ 7~14lb

ライトな釣りでありバーサタイルロッドのポイズンアドレナ163MLは、今までスピニングで対応していたポイントがベイトで手返しよく攻められるメリットは大きく、手数を増やすことで釣果を伸ばすといった面でも非常に優れたロッドです。

「ロックフィッシュロッド」アブガルシア ソルティースタイル ベイトフィネスカスタム STBC-732MLS-KR

  • 全長 221㎝
  • 自重 106g
  • ルアーウェイト 2~18g
  • 適合ライン 6~14lb

尺前後のアジやソイなどを狙うには最高に楽しいロッドで、食い込み重視の柔らかいティップに強さを持たせたベリーとバット部で、シーバスや大型のアイナメなどの大型の根魚にも対応しています。

テトラやゴロタ場での穴撃ち、海藻の隙間など、キャスト性能が高く且つバットパワーで引きずり出す楽しさを味わえるロッドです。

「トラウトロッド」シマノ カーディフ ネイティブスペシャル B77ML

  • 全長 231㎝
  • 自重 133g
  • ルアーウェイト 5~26g
  • 適合ライン ナイロン:6~16lb/PE:0.6~1.5号

湖沼の他、本流や湿原河川に潜む降海型の大型トラウトにも対応する、北海道というフィールドには持ってこいといったロッド。短めのレングスで操作性抜群のカーディフNSと、22メタニウムシャローエディションの相性はかなりいいものと予想されます。魚食性の高くなった大型トラウトをミノーイングで狙うのは中々味わえない楽しさです。

22メタニウムシャローエディションの評価

個人的な勝手な評価としては・・・?

間違いなく「買い」だと思います。ただし、フィネスはしたくないけどフィネス気味の釣りはしたい人などといった限定的な条件になります。

20メタニウムは軽くて比較的コンパクトなサイズ感なのですが、人によっては使い道が限定されてしまうシーンもあったと思います。

今までは別売りのシャロースプールを買う必要があったものが、オプションパーツを買わなくても楽しめるようになったよ!といったところは、それが他のリールではなくメタニウムという評価の高いリールに対して、僕のようなわがままユーザーが求めていたところにシマノが応えたという形になるでしょうか。

他のリールにもシャロースプール仕様が生まれてもいいのかな?と思う人もいるかもしれませんが、メタニウム以外ベイトリールだと、パワー寄りだったり巻物寄りだったり、重量の関係もありますから、また違った不満が出るところでしょう。これがメタニウムだからおすすめしたい一番の理由です。

165gと自重の面でもベイトフィネス寄りに使うのは当然有りですし、使いやすさの面では、むしろ200gあるカルコンBFSよりおすすめできるかもしれません。(カルコンBFSの良さは使ってる人にしかわからないのでちょっと言いすぎかな?)

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幅が広がるといった意味では、カルコンBFSより22メタニウムシャローエディションでしょうし、価格以上の使用感でいえば、めちゃくちゃ飛ぶけどブレーキ調整の難しいアンタレスより、安くてよく飛ぶ20メタニウムでしょうね。

しかも実売3万円ちょっとで買えるメタニウムは、様々な人のニーズに対応した優れたリールといってもいいでしょう。

僕のように20メタニウムをすでに所有している方は、夢屋のシャロースプールを買うか、22メタニウムシャローエディションを買うかの二択になるかと思いますが、使い道がたくさんあるので22メタニウムシャローエディションを買ってもいいのかな?と思います。

20メタニウムは右巻きを所有しているので、22メタニウムシャローエディションは左巻きが欲しいですね。

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