去年の暮れからハンドメイドミノーの作成に取り組んでいますが、自作のミノーで魚を釣る快感にどっぷりと浸かってしまっています(笑)
2~4月は近所の川でスイムテストを繰り返し5月から実釣に入ったわけですが、季節による水温や水量の変化でも魚の付く場所が変わるため、春に釣れたミノーが全然釣れないなんてことも珍しくありません。

で、急いで違うミノーを作るので中には雑になってしまうものやしっかり泳いでくれないものもあったり、コーティングの回数を省略したりするもんだから耐久性が弱い物も中には出てきちゃうんですよね。
スイムテストもしないでいきなり本番になることも多く、実釣で岩にぶつけたりして破損しちゃうものだからまた新たに作り直す必要があって、急がないと次の実釣に間に合わないからまた雑な作りになってしまってという無限ループに陥ってしまっています。
特に平打ち系といわれる側面が平らなミノーは、ウエイトの入れ方やちょっとしたリップの曲がりなんかが影響して片側にしか平を打たなくなってしまうことが多く、酷い時は水泳でいうクロールの息継ぎの状態で斜めに泳ぎ続けてしまうものだから、せっかくキャストが上手く決まっても良いポイントからルアーがどんどん離れてしまい全く使い物にならないことも。。。
せっかく平打ち系ミノーでバイトさせるコツがつかめてきてこれから楽しくなるという時なのにね。
多少曲がって泳いでもあまり釣果に影響はないと思いますが、ダウンで引いてもぐんぐん水を噛んでくれて反転流などで流れの緩くなったところでダートさせて食わせるミノーが理想ですが、自分の技術では作れても50本に1本の割合ですかね(笑)
中には数本良いのができるのですが、何も意識しないで適当に作ってた時の方が良いミノーを作れてた気がします(笑)
最初の頃より見た目は相当良くなっていると思いますが、材料のバルサが高いのと、エアブラシが壊れたというのもあって、ここにきて頭打ちになってきた感じがします。
量産できるものでもないし急いで作っても良いことはないので、最近は少しずつ少しずつ丁寧に作るように心がけていますが、スイムテストで合格しないと使えないので不良品が溜まっていく一方ですね(笑)
顔周りを作る時が一番神経を使うところ
あとは目玉を付けてセルロースセメントにどぶ漬けコーティングを5~10回ほど繰り返します。
コーティングに厚みが出てきたらリップを取り付けさらに数回コーティング。
これで艶々のきれいなミノーが完成するのですが、うまく泳がなかったら今までの工程が全部がパーです(笑)
ちゃんと泳いでね♪

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