「渓流ルアーフィッシング」ランディングネットの役割と携帯方法

2022年6月18日

皆さん渓流ルアーフィッシングでランディングネットは使っていますか?ランディングネットといえば、堤防や磯などの高さのあるところで、竿だけでは持ち上がらないような大きな魚を捕りこむために使うイメージですが、渓流で使うランディングネットは少し意味合いが違ってきます。

記事の内容
  • 渓流ルアーフィッシングのランディングネットの必要性
  • 渓流ルアーフィッシングでのランディングの方法
  • 渓流ルアーフィッシングのランディングネットの選び方

今回は、渓流ルアーフィッシングでのランディングネットについて、詳しく書いてみます。

渓流ルアーフィッシングにおけるランディングネットの考え方

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渓流では、魚のサイズに関係なくランディングネットを使用している人が多く、本来は英国で発祥した紳士の遊びであるフライフィッシングから始まったものですが、フライフィッシングの概念に、魚になるべくダメージを残さず返してあげるといった考え方があります。

釣れた魚を確実に捕りこむための「たも網」ではなく、魚を傷つけないようにするための方法として、ランディングネットへの考え方はルアーフィッシングにも共通するため、ルアーフィッシングにも浸透してきたものと考えられます。

渓流ルアーフィッシングのランディングネットの役割

渓流に住むトラウトは冷水性の淡水魚で、非常にデリケートなため、人間の手など温度の高いものに触れると表皮が傷み弱ってしまいます。

魚体へのダメージを軽減する

熱帯魚や金魚を飼育したことがある人は知っていると思いますが、淡水魚は表皮に傷が付くとそこから細菌が入り、カビが生えたり腐ってしまうことがあります。

また、素手で触らなくても、乾いた地面に陸揚げしたり、水から上げ長時間外気にさらすことも、同じく弱ってしまう原因になるので、釣れた魚からフックを外したり写真に収めたりするのを水中で行うためにランディングネットを使用します。

美しい風景とランディングネット

渓流のきれいな風景に木製のランディングネットは非常にマッチします。

渓流釣りでのランディングネットは自作をしている人も多く、自分で糸を編んで自分で染める作業をするだけでなく、フレームに使う木材に拘ったり、グリップに鹿の角を使うなど、より自然の物を使うといった拘りに対しても非常に美しい世界です。

好みはありますが、男のロマン的なものを求めるとするならば、ランディングネットか網タイツくらいなものだといっても過言ではありません。

渓流ルアーフィッシングのランディングネットの選び方

魚へのダメージを軽減するためにも是非使用したいランディングネットですが、価格は安いものだと2000円前後から購入できます。見た目がよく渓流にマッチするのはウッド製のランディングネットですが、アルミフレームのものでも構いませんし、価格によって性能が大きく変わるアイテムではないので、気に入ったものを購入するといいです。渓流ルアーフィッシングのランディングネットの選び方のコツは以下の通りです。

  • 携帯性
  • 素材
  • サイズ

ランディングネットは携帯性のいいものを選ぶ

渓流用のランディングネットは軽くできているため総合的に携帯性のいいものが多いですが、極端にグリップが長かったり短かったりするとランディング時にもたつくことがあるので注意が必要です。

ランディングネットの素材

最近では、より魚へのダメージを軽減するのと、フックがネットに引っかかってしまうのを防ぐために、ラバー仕様のものも多くなってきましたが、古き良きクラシックなスタイルを貫くため、強度と耐久性に優れ、渓流との相性のいいクレモナ糸を編んだものを使用している人も多いです。

ラバー製のものとクレモナ糸製のものと両方使用したことがありますが、結局はフックをシングルバーブレスにしないとフックが引っかかりやすく、どちらもそれほど大差ないと感じましたし、ラバー製のものは型が付きやすく、渓流の冷たい水の中では柔軟性が失われてしまい魚が暴れやすいのか、ネットから飛び出してしまうことが多く、魚を落としてしまいそうなので結局使わなくなりました。

どちらも一長一短あると思うので自分に合ったものを選択した方がいいでしょう。

ランディングネットのサイズ

尺前後の魚が対象の場合は、内寸25㎝前後のものが携行性もよく使い勝手がいいです。40㎝を超えるような魚が掛かった場合でも何とかネットインはできますが、魚体が曲がった状態でネットに収まり魚体に負担がかかりそうなので、状況によってはもうワンサイズ大きめのものでもいいでしょう。

渓流ルアーフィッシングのランディングネットの携帯方法

渓流ルアーフィッシングは藪を漕いだり川を渡ったりすることも多いですし、ランディングするまではどちらかの手に竿を持ち、もう一方の手でリールのハンドルを持っている状態なので、ランディングネットは体の一部に取り付けておく必要があります。

体の一部に取り付ける方法

スタンダードなのは、フィッシングベストの背中に付いているD管に大きめのピンオンリールなどでぶら下げて必要な時に引っ張って使う方法ですが、他にはネットリリーサーを使って体の一部やバッグなどに固定しておく方法もあります。

ネットリリーサーはネットの上部に取り付けておくことで取り出す際にグリップを掴めるといったメリットがあり、よりスムーズなランディングができますが、枝や岩などにネットを引っ掛けると落として無くしてしまうことがあるので、紛失防止のコードを繋いでおくといいでしょう。

便利でおしゃれなマグネットリリーサー



ネットリリーサーのストラップの部分は皮などで簡単に自作できる上、見た目もおしゃれでカッコいいですが、水を含むとカビが生えたりするので、水に強くて丈夫なポリエステルの物を使用しています。

これはフィッシングバッグについていたものを取り外してネットに付けてみたらうまくフィットしたので気に入って使っていますが、普段からフィッシングベストは着用しないので、体に取り付ける場所がなく肩掛けのフィッシングバッグのベルトに穴を開けて改造しました。

5mmのポンチで穴を開けほつれた部分を熱で溶かし固めハトメで補強、ベルトの強度が落ちそうな心配もありましたが、2シーズン使ってびくともしないので問題はなさそうです。

デメリットもあり

これにもいくつかデメリットがあり、ランディングの際マグネットに川の中の砂に含まれる砂鉄が付いてしまうことです。指でつまんで取ることは可能ですが、磁石なので全てをきれいに取り除くことは不可能ですから、気になる方はマグネットリリーサーを使わない方法でランディングネットを携帯するしかありません。

また、四十肩や五十肩の人は後ろに手を回すことが困難なため、ランディングの度に「いてて、いてて」と呟いてしまいます。

何かいい方法はないでしょうか。年は取りたくないものです。


折りたたんで腰のベルト部分に取り付ける収納ケースに入れて携帯することができる便利なランディングネットもありますが、腰のベルトには熊スプレーや鉈の他、暑い季節にはペットボトルのドリンクなどもぶら下げているので、これ以上付けると逆に機動性が悪くなりそうな気がします。まあ楽しい悩みなんですけどね。

渓流ルアーフィッシングのランディングの方法

慣れないうちは、スピニングでもベイトでも、ラインを巻きすぎてしまって魚にネットが届かないなんてことがよくあります。

コツは、竿一本分程度は余分にラインを残しておいて、ネットで魚を迎えに行かずにロッドのパワーで引き寄せるとうまくいきます。魚の重さをティップだけで支えると竿は簡単に折れるので、なるべくバット部分に乗せて真上ではなく真後ろに竿を引く感じです。

寄せる時は無理に竿を立てず、魚が走り出した時はドラグ機能をうまく使ってそのまま行かせ、落ち着いたら再度寄せにかかります。

「渓流ルアーフィッシング」ランディングネットの役割と携帯方法:まとめ

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ランディングネットの役割や使い方などを解説しましたが、結局は好みで選ぶのがいいと思いますし、作る楽しみもあるので、具体的なおすすめ商品などは記載していません。

性能面では価格の差はあまり感じないところでもありますし、安いものだと2000円くらいで買えるネットもあるので、魚へのダメージを軽減してあげるためにも是非持ち歩いて欲しいなと思います。

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