カレイの投げ釣りに硬い投げ竿は不利なの?(不利ではありません)

2021年8月12日

カレイの投げ釣りを始めてもう20年以上になり腰を悪くしてからは年に数回の釣行となってしまいましたが、釣行回数が少ない分一回の釣行を大事にするようになったようで、ムキになって何が何でも大漁してやると意気巻いていた若いころに比べてここ数年の方が釣果が上がったという何とも不思議な現象が起こっています。

今回は、そんなカレイの投げ釣りに使う竿の硬さ(反発力)による釣果への影響を書いてみようと思います。

初心者の方はもちろん、新しく竿を買い替えたりグレードアップしたいと思う経験者の方にも役立つ内容だと思うので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

竿の硬さが与える釣果への影響

よく硬い竿はアタリを弾いてしまい魚の乗りが悪くなるという人がいますが、経験上トラウトのルアーフィッシングなどでは確かに影響しやすいと思います。

個人的にはカレイの投げ釣りに関して竿の硬さはほとんど影響しないものだと思っていますが、硬い竿が不利だと言われている内容を挙げてみます。

竿先のアタリが取れない

カレイのアタリは大胆に竿先を揺らすこともあれば繊細で微妙な動きの場合もあります。

硬い竿だとその影響は顕著に表れるため、針にカレイが食いついても竿先が動かずアタリを見逃してしまうことも多くあります。

硬い竿はカレイが違和感を感じて食い渋る

カレイの捕食は一気に食いつくのではなく、危険がないか確認するために何度も吐き出したり口に入れたりすることがあります。

特に低水温期の活性が悪い時はその影響が顕著に表れるため苦戦を強いられることが多くあります。

全体的に強すぎるセッティングが原因

実際に33号以上やBX以上の竿でやっていてカレイが全然釣れないよ~って方は、使用しているラインや仕掛けなどのタックルバランスを見直してみると良いと思います。

基本的にカレイの投げ釣りは遠投が有利なので、できるだけ遠くに飛ばすためにPEラインを使っている方が多いと思います。

PEラインは飛距離が出て非常にメリットの大きいラインですが、ラインの伸びがほとんどないのでカレイのアタリは明確に出ることがありますが、カレイが違和感を感じて食い渋ることも確かにあるでしょう。

特に初心者にありがちで、アタリが明確に出やすいが故に完全に食い込んでいないうちに合わせてしまういわゆる「早合わせ」になりがちになります。

基本的にカレイという魚は食い逃げする魚ではないので、大きくアタリが出たとしても完全に食い込んだとわかるまでじっくり待ってからリールを少し巻いて次のアタリを待つ「聞き合わせ」をしてから合わせると良いでしょう。

特に硬い竿にPEラインを使いハリスの動きがダイレクトに道糸に伝わるような胴突き仕掛けでハリスにフロロカーボンを使えばどこもかしこも強い釣りになってしまい、小魚がちょっと突いただけでもアタリが出てしまいますから、カレイが食う前に合わせてしまうこともあるでしょう。

小魚が食えないような大きな針や餌を使うことも有効ですが、力糸やハリスにナイロンを使用してあえてアタリが出づらいような工夫をするのも有効です。

硬い竿でカレイを釣るには?

普段から実釣時間が長めだったり磯に入ることが多い方は、25号やDX以下などの柔らかめの竿の方が体力の温存や足場の悪い場所での投擲がしやすくなるので良いと思います。

足場の良いところでとにかく遠投したい派の方は30号やCX以上の竿をお勧めしますが、個人的にはBX以上の硬さでもやり方次第では釣果に大差は出ないと思っています。

体力的に厳しいので今は使わなくなり手放してしまいましたが、毎年日本海のマガレイ狙いでスピンパワー並継の405BXを使用していても食い渋ることはありませんでしたし20㎝以下のマガレイでもしっかりアタリは取れます。

カレイのアタリは竿先の動き以外で見る

PEラインはアタリが明確に出るのでとても使いやすいラインですが、前アタリまで拾ってくれるのでどうしても早合わせになりがちで、初心者の方は完全に食い込む前に合わせてしまうことがあるでしょう。

食いが立ってる時は手返しが良く効率的な釣りになりますが、潮の動きや風の向きなどで今まであったアタリがさっぱりなくなることも珍しくありません。

また、大型のカレイほどアタリが小さく見極めるのが難しいので、竿先が上下に動くようなアタリだけでなく、張っていた道糸の緩みや竿の立ち具合で食い込んだかどうかを判断すると釣果はグンと伸びるでしょう。

どうしても食いが渋く前アタリしか出ないような状況では、PEラインではなくナイロンラインがお勧めです。

あくまでも持論に過ぎないですが、適度に伸びのあるナイロンラインは張りがそれほど強くならないので、餌を食うのに躊躇しているカレイにも違和感が少なく食わせられるでしょう。

ナイロンラインは4色(100m)以上の距離でははっきりとしたアタリが出ないことが多いので、上記の通りラインの張りや竿の立ち具合を見たり聞き合わせをしてアタリを見ます。

慣れてくると魚が付いているか簡単に判別できますし、魚以外に海藻やゴミ、ヒトデが付いているのもわかるようになります。

硬い竿のメリット

  • 強風時でも竿先がぶれにくいのでアタリが取りやすい
  • 重いオモリを背負えるので潮が早い場所で勝負できる
  • 比較的遠投に有利

もちろん柔らかい竿で明確なアタリを楽しむのもカレイの投げ釣りの醍醐味ですが、硬い竿が釣れないというわけではなく硬い竿にも大きなメリットはあるので、色々な竿の硬さを比べてみるのも楽しいと思います。

最終的には場所はもちろん時期や潮回り、天候を重視した方が良い釣果に恵まれることが多いですが、毎週末良い条件になるとは限りませんから、厳しい条件下でカレイを狙う場合は普段と違うところに着眼点を持つと貴重な一枚をゲットできるかもしれません。

「100mぶっ飛ばせ!」カレイの投げ釣りに最適なロッド選び

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Posted by dosankoebi