「渓流ルアーフィッシング」初心者に知ってほしい必要な道具についてのまとめ記事

2022年5月30日

大自然の中、美しいトラウトを狙う釣りが渓流ルアーフィッシングです。渓流ルアーフィッシングは難易度が高いと思われがちですが、必要な道具と基礎的な知識があれば初心者でも簡単に魚が釣れます。渓流には様々な流れの変化があり、流れに潜むトラウト達が一斉にルアーめがけて飛び出してくる姿にはとても癒されます。

ここでは主に渓流ルアーフィッシングのための基礎知識と必要な道具についてまとめたので、これから渓流ルアーフィッシングに挑戦したいと思っている方は、是非最後まで読んでみてください。

渓流ルアーフィッシングとは

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渓流ルアーフィッシングは主に川の上流部に生息するトラウトをルアー(疑似餌)を使って狙う釣りです。自然下のトラウトは非常に警戒心が強く、ルアーを食わせるのは中々難しいですが、ルアーフィッシングは大型の魚が釣れる確率も高いエキサイティングな釣りです。

渓流ルアーフィッシングで狙える魚

渓流ルアーフィッシングの対象魚は、地域や河川によって異なり、管轄する漁業協同組合によってルールが定められているところが多いので、釣りに行く際は予め調べておくといいでしょう。渓流ルアーフィッシングの対象魚は以下の通りです。

ヤマメ

河川で一生を過ごすヤマメと、一度降海して繁殖のために遡上するサクラマスに分かれますが、どちらも同一魚種で、ヤマメはパーマーク(幼魚斑)が残り、サクラマスは完全にスモルト化(銀化)するのである程度見分けがつきます。泳ぎが得意で非常に動きが早く、ルアーを見切る能力も高いので難易度は高い方ですが、警戒していない時はあっさり釣れてしまうことも多い魚です。資源保護のため北海道では河川でのサクラマスの採捕は禁止されていますが、湖沼や遡上前の沿岸部でのサクラマスのルアーフィッシングが盛んです。

イワナ

北海道に生息するエゾイワナを除いて、ほとんどのイワナが一生を淡水で過ごし、河川の最上流部に生息している冷水性の魚ですが、北海道では農耕地帯の水路などでも釣れることがあります。貪欲で何でも食いつく習性があるのでルアーでも簡単に釣ることができる魚種です。砂防堰堤などの影響やヤマメの放流事業が盛んな河川では、生息域が重なるため、まれに交雑種のカワサバがみられます。

ニジマス

貪欲で好奇心が旺盛なためルアーもよく追いますが、捕食は下手で中々フッキングまで持ち込めないことも多いという、なんともじれったい魚です。トラウトの中でもパワフルで、フッキング後は盛大にジャンプしたりと、釣り味がよく非常に人気の魚種です。30㎝以下の幼魚はパーマークが残る個体が多く、ヤマメと酷似していますが、背びれや尾びれの黒点の存在で容易に見分けがつきます。パーマークの存在から、ヤマメとニジマスの交雑種という人もいますが、ニジマスにも幼魚期はパーマークがありますし、ほとんどのサケ科の魚には幼魚期にパーマークが存在します。

渓流ルアーフィッシングのシーズン

地域によって禁漁期間が定められていますが、トラウトは冷水性のため基本的一年を通して狙うことはできます。北海道では地域によって分かれますが、禁漁の対象魚であるヤマメが4~6月、ヤマメ以外は禁漁はなく一年を通して釣ることができます。一方、北海道以外は10~2月が全魚種禁漁となる地域が多いです。

渓流ルアーフィッシングで狙うポイント

渓流魚は警戒心が強いので、障害物周りに潜んでいることが多いですが、季節による水温の変化でも付き場所が変わります。

春~初夏(3~5月)

まだ水温が低い春から初夏にかけては、流れの緩いプール状の深場でじっとしていることが多く、水温が上がる午後からの方が活性が上がることがあります。

夏(6~7月)

羽虫が多くなるこの時期は徐々に水面を意識してくる魚が多くなり、積極的に餌を摂るためルアーもよく追うようになります。

夏(8~9月)

水温上昇と渇水による水中の溶存酸素の低下で、少しでも酸素量の多い流れの急な場所に魚が集まります。特に水深が浅く流れの早い「瀬」や、落差のある落ち込みなどがポイントになり、狙いも定めやすいことから、最も渓流魚が釣りやすくなる時期でもあります。

秋(10~11月)

北海道以外はほとんどの地域で禁漁に入りますが、北海道も産卵を意識した魚が多く厳しい季節になります。雨が降る度に気温と水温が下がっていくため、活性も悪くなり多くの人がシーズンオフとなります。

冬(12~2月)

北海道でも湧水河川は水温が安定しているため真冬でも釣れますが、水温が5℃を下回るとかなり厳しくなり、厳寒期は川が凍ったりアプローチが困難なため入渓できないことが多くなります。

渓流ルアーフィッシングの基礎知識

渓流魚は獰猛でありながらも繊細な生物で、雑な扱いをすると死んでしまうものも多いので、資源保護のためにも大切に扱ってあげましょう。

マナーとルール

全ての渓流釣りに共通していることですが、基本的には先行者が優先なので、人がいる場合は違う川に行くかできるだけ離れたポイントから入渓します。先行者の存在を知らずに追い付いてしまった場合は、追い越したりはせず、できるだけ離れて後をついていくか脱渓しましょう。

キャッチ&リリースについて

釣れた魚は陸揚げせず水中でキャッチし、フォーセップを使って針を外し優しく放してあげましょう。

▼正しいリリースは魚になるべくダメージを与えない釣り方をすることです。

渓流ルアーフィッシングに必要な道具

ルアーフィッシング用のタックルがあれば釣りはできますが、川に合わせた道具選びが上達への第一歩です。

ロッド

渓流ルアーフィッシング用のロッドは非常に種類が多く、川の規模や対象魚のサイズによって選び方も変わってきます。

基本的には5フィート前後のul(ウルトラライトアクション)のロッドを選べば大体の渓流魚を狙うことができます。

▼詳しいロッド選びの解説はこちら

▼渓流ルアーロッドの価格と性能の違いについてはこちらからどうぞ

▼初心者はグラスロッドがおすすめ

リール

ドラグ性能がしっかりした2000番程度のスピニングリールであれば、それほど高価なものは必要ありません。

ライン

現在はPEラインが主流で、ナイロンラインでも十分渓流ルアーフィッシングに対応しますが、一長一短あるので、両方使ってみて自分に合ったものを使うといいでしょう。

▼渓流ベイトフィネスのラインシステムについての記事ですが、スピニングにも共通する部分は多くあります。

ルアー

ルアーの種類は大きく分けて三種類。

  • スプーン
  • スピナー
  • ミノーなどのプラグ

どれがいいということもなくどれが悪いということもなく、その時々の状況で大きく左右されます。

カラーについても同じく、時期や天候、水質などによっても大きく変わるので、最低でもそれぞれ三種類以上は持って入渓した方がいいでしょう。

▼ミノーについての記事ですが参考にはなると思います。

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ウェーダー

機動力を高め、ヘビやヤマビルから足を守ることもできるウェーダーはできるだけ着用しましょう。

水深のない小規模河川では腰までのウエストハイ、本流や水流の強い河川ではチェストハイを選択。

ウェーダーは転倒すると中の空気が浮力となり、起き上がれずに溺れる原因になるため、必ず中の空気を抜き、ベルトを締めて空気が入らないようにしましょう。

各種小物類

ハサミやフォーセップ、ランディングネットなどの小物類も重要な役割があるので是非揃えておきましょう。

▼ランディングネットを使おう

渓流ルアーフィッシングの注意点

大自然の中で行う渓流釣りは、とても癒される遊びですが、危険も多くあり、一歩間違えると命の危険を伴うこともあるので、予備知識と事前の装備はしっかり準備しておきましょう。

▼主に北海道向けの渓流釣りの装備に関しての記事ですが、北海道以外でも共通する部分が多いので参考にしてみてください。

「初心者向け」渓流ルアーフィッシングに適した川の選び方

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慣れるまでは釣果は気にせず、近くの川でキャスト練習から始めてみましょう。

ある程度キャストができるようになったら経験者の人と一緒に入渓しましょう。

標高差の少ない里川

山の麓などの平野部にも小さな沢が集まる里川には、たくさんの渓流魚が暮らしていることがあります。

本格的な渓流の雰囲気とはいえませんが、川を歩くだけでも癒されますし、釣果があればさらに楽しくなります。

人気河川の本流または支流

人気河川は魚の警戒心もかなり強いですが、人が多く入っている分しっかりと人の踏み後が残っているため、入渓や脱渓が楽なので危険も少なく初心者にはおすすめです。

また、人気河川でも本流に流れ込む支流は本流側から楽にアプローチできる上、多くの魚が入っていることもあるので、無理のない程度に狙ってみるのもいいでしょう。

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