「渓流ベイトフィネスロッドの選び方」初心者におすすめするロッド一本だけ選ぶならコレ

2022年5月9日

渓流ベイトフィネスは初心者には難しいイメージがあるかもしれませんが、シビアなキャストコントロールが求められる渓流ルアーフィッシングでは、スピニングタックルよりも上達のスピードが速く、実は非常に効率の良い釣りです。ベイトフィネスは簡単にピンポイントにルアーを撃ち込むことができて、尚且つ手返しが良く回数を多く投げられるため、それだけトラウトに出遭える確率も高くなります。

 

✔記事の内容

  • 渓流ベイトフィネスロッドの特徴
  • 渓流ベイトフィネスロッドの選び方
  • 初心者におすすめする渓流ベイトフィネスロッド最初の一本

 

渓流ベイトフィネスロッドにも各メーカー様々な特徴を持った魅力的なロッドがたくさんありますが、中には癖が強く取り扱いが難しかったり、扱いが悪いと簡単に折れてしまうようなロッドもあります。今回は初心者の方におすすめの安価で扱いやすいロッドを一本に絞って紹介します。

初心者向けの渓流ベイトフィネスロッドの選び方

渓流ベイトフィネスは主に渓流域に生息するヤマメやイワナ、ニジマスなどのトラウトを対象魚とした釣りです。渓流トラウトは獰猛且つ繊細な魚で、ルアーに果敢にアタックしてくる割には警戒心の強い魚でもあるので、狭いところにルアーを撃ち込みやすいベイトフィネスが人気になっています。

ロッドの長さ

渓流では草木や岩などの障害物でロッドを振るスペースが狭いことが多いため、短めのロッドが有利になってきます。また、渓流ルアーは飛距離がそれほど必要ではなく10~15mも投げられれば十分釣りができるのでロッドの長さは4.5~5f程度を選択することが多いです。

ロッドの強さ

北海道の渓流では稀に50㎝を超える大型のトラウトが掛かることがありますが、青物や根魚とは違い、渓流トラウトは繊細で口が柔らかい魚なので、ロッドのパワーで一気に寄せるような釣りではなく、どちらかというとロッドの弾力やリールのドラグを駆使しながら、素早く逃げようとする魚の勢いをいなして寄せる釣りです。よって、ロッドの強さはULが最も扱いやすい強さです。

✔ココがポイント

ロッドの強さは同じULでも、メーカーやロッドに使われている素材の含有量によってかなりの違いがあるので、実際に自分で振ってみないとわからないことが多いです。

ロッドの曲がり具合

ロッドの曲がり具合をテーパー(調子)と呼び、主にレギュラーやファースト、スローと表記されます。ファーストテーパーはルアーの操作がしやすい分キャストが難しくなり、スローテーパーだとキャストはしやすいけどルアーの動きがわかりにくく、トィッチングしたくても何をやってるかわからないということもあるので、渓流ベイトフィネスでは中間のレギュラーテーパーが最も使いやすいロッドの調子です。

✔ココがポイント

よく釣具店の店員さんが竿先を天井に押し付けて曲がり具合確認したりしますが、本来はロッドを振ってみないと微妙な違いはわからないですし、ルアーを付けて投げてみて初めてわかることも多いです。

良いロッドの条件

渓流ベイトフィネスロッドは操作性の良さはもちろんですが、良いロッドの条件はどこまで曲がるかです。曲がるだけならグラスロッドなどはどこまでも曲がりますが、曲がるだけではダメですし反発だけ強くてもダメです。ロッドは曲げすぎると当然折れますが、折れる限界地点はロッドにより様々で、その限界地点が遠く、曲げられる幅の広い「強いけどよく曲がる」ロッドが最終的に良い渓流ベイトフィネスロッドといえます。

中には通常時魚とのやり取りをする分には何の問題もなく使用できているものが、キャスト時や根掛かりを外す際に少し鋭く振っただけで簡単に折れてしまうロッドもあります。

初心者向けの入門機と呼ばれる一万円台のエントリークラスの渓流ベイトフィネスロッドは、曲げやすくするためにブランクスをかなり薄くしている弱いロッドも多く、同じエントリークラスの価格帯でも信頼性の高い一流メーカーの製品を購入した方が良いでしょう。

渓流ベイトフィネスロッドのキャスト方法

ルアーフィッシング全般にいえることですが、キャストのコツはロッドの反発をうまく利用することです。特にベイトフィネスはリールの性能が非常に高く、スプールの回転効率が非常に良くできているので、ルアーが飛んでいくスピードよりもスプールの回転速度の方が早くなり、スプールの中でライン同士が絡まるバックラッシュが発生してしまいます。

バックラッシュを発生させないためには、ルアーが飛んでいく速度を上げるかスプールの回転速度を下げるかのどちらかになりますが、スプールの回転速度を下げると当然飛ルアーは飛ばないのでルアーの速度を上げるしかありません。

キャストの技術を上げることはもちろんですが、価格に関係なくしっかりと曲がって戻る良いロッドを選ぶことも大切です。

「シマノトラウトワンNS B47L」初心者におすすめする渓流ベイトフィネスロッドはこの一本

個人的にシマノ以外の製品も多く使っていまますが、渓流ベイトフィネスに関しては、エントリークラスのモデルとなるとやはりシマノ一択で、同価格帯で他のメーカーのロッドはほぼ対象外としました。

シマノトラウトワンNS B47L詳細

出典:シマノ

シマノトラウトワンNS B47Lのスペックは以下の通りです。

  • 全長 4.7f
  • 仕舞寸法 72.5㎝
  • ルアーウェイト 2~9g
  • 適合ライン (ナイロン)3~8lb/(PE)0.3~0.8号
  • 本体価格 21,200円(実売18,000円前後)

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トラウトワンNS B47Lをおすすめする理由

エントリークラスのモデルになりますが、ひと昔前はこのクラスのロッドが中級者クラス以上の性能でした。トラウトワンNS B47Lは価格以上の性能を持つ非常に投げやすいロッドです。

「シマノトラウトワンNS B48L」以外のロッドとの比較

手持ちの渓流ベイトフィネスロッドとの比較になりますが、かなり違いがあるので感覚的な部分も含めて解説します。

カーディフNX B48UL

曲がりやすさは上級クラスのカーディフNX B47ULと同等か若干硬いといった感想ですが、変な癖もないのでロッドがきれいに曲がってくれる非常に投げやすいロッドです。

カーディフネイティブスペシャルB47UL

カーディフNXのさらに上級クラスのロッドです。どちらも投げやすいですが、トラウトワンNS B47Lに比べて反発力が強く、力任せに曲げるとバックラッシュしやすいため、素早くテイクバックを行う忙しいキャストになります。一方、トラウトワンNS B48Lはテイクバックからリリースまでの時間に多少余裕があるので、初心者の方も安心して投げられるロッドです。

メジャークラフト ファインテールFSX B452L

トラウトワンNS B47Lとほぼ同価格帯のロッドですが、トラウトワンNS B47Lよりかなり硬い感覚で、無理に曲げると結構簡単に折れます。折れる原因はロッドの耐久力を上回る衝撃や力が加わった場合が大半ですが、シマノ製品は耐久力が高く折れにくさでいえば他のメーカーとは比較対象にもなりません。

メジャークラフトは折れやすいといった意見も聞かれますが、特に一万円台の比較的安いロッドは、ロッドを折りやすい初心者ユーザーが圧倒的に多く、一概に折れやすいわけではないとはいえ、同価格帯で選ぶならより不安要素の少ないトラウトワンNS B47Lを選択する方が良いでしょう。

最後に

個人的にはトラウトワンNS B47にULが欲しいところですが、極限までブランクスを削るリスクもありますし、Lとはいえよく曲がってくれるロッドなので、振っても楽しい掛けても楽しいロッドです。ヘビーシンキングミノーの全盛である今の渓流ベイトフィネスは、柔らかさと強さも必要と考えるユーザーも多く、B47Lのラインナップが最適かもしれませんね。

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