「渓流ルアーフィッシング」初心者が怖いルアーのロストを防ぐにはミノーを使え!

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そろそろ雪の降る寒い冬がやってきますが、今シーズンたくさんのトラウトと遊んだ方やあまり遊んでもらえなかった方も、来シーズンに向けて今から色々と思うことがあるんじゃないでしょうか。

僕も来シーズンに向けて今からこそこそ準備はしていますよ。

シーズンが終わったばかりなのに今からもうソワソワしています(笑)

今回は渓流ルアーフィッシングを始めたばかりの初心者にとって最も辛いルアーのロストについての話題です。

目次

ルアーって結構高い

キャスト精度がまだ未熟な初心者の頃って対岸の草木にルアーを引っ掛けてしまったり背の届かないような木の枝に引っ掛けてしまってルアーをロストしてしまうシーンが結構あると思います。

僕も最初の頃は2000円近くもするイトウクラフトのミノーを一投目で深い淵の底に沈む流木に引っ掛けてロストしてしまったことがあります。

対岸に引っ掛けてしまった程度なら川を渡って取りに行くことはできますが、高い木の枝や深い川底に引っ掛けてしまった場合は回収は難しいですよね。

キャストが上達するまでいくつのルアーをロストすることになるのやら・・・僕も総額で〇万円以上ロストしています。

誰か拾って使って使ってくれていればいいのですが、毎回何個もルアーを無くしてしまうと中々辛いものがありますし、ルアーのロストが怖くて高いルアーを購入するのに躊躇してしまいます。

ルアーの根掛かりを回避するにはびっくり合わせをしないこと

ルアーが飛びすぎたなどキャストコントロールが原因でロストする場合は大丈夫。

根気よく続けていれば誰でもいつかは上達します。

ですが、川底に引っ掛けてしまう根掛かりの場合はルアーがどのようにして引っかかるのかを理解していないと中々回避することは難しいです。

渓流に限らず海でのロックフィッシュでも根掛かりはつきものですが、ルアーの操作次第でかなり回避できるようになるもので、要は障害物に針を刺してしまわなければ他の部分が引っかかっていたとしても外せることが大半なので、魚のアタリと根掛かりとの判別ができるようになることが一番手っ取り早い方法です。

初心者の頃はルアーを引いてきてコツンと何かが触れると咄嗟に竿を立てて引っ張ってしまうことが多いと思います。

俗に言う「びっくり合わせ」ですね。

このびっくり合わせが根掛かりを外せなくなる最大の原因で、針先がかすかに引っかかっているような簡単に外せるような状態でも、びっくり合わせをすることにより深く針が掛かってしまうため外せない根掛かりとなってしまうのです。

これも慣れが必要ですが、トラウトの場合大半のルアーが細軸の鋭いフックを使っているので勝手に掛かってくれることが多く、止水に近いような深いプールや湖沼を除いては特に大きな合わせは必要なくルアーを引く惰性の力だけでちゃんとフッキングしてくれます。

よく言う「向こう合わせ」や「巻き合わせ」というものですが、この巻き合わせができると根掛かり時に咄嗟にリールを巻く手を止めることができるようになるので、根掛かりを外せる確率が格段にアップします。

荒い瀬や障害物の多いところではミノーが有効

水深のない荒い瀬や岩がゴツゴツしているようなポイントにも多くの魚はいます。

特に夏にかけてはこのようなポイントは必ず魚がストックされているので積極的に狙いたいところですが、このようなポイントにスプーンやスピナーを投げると根掛かりの頻度が高くなりますし、外しに行くにもこのような急流を渡るには危険も伴います。

画像のポイントは渇水で水深が浅く川底に岩がゴロゴロしているのが見えていて一部水面から露出しています。

このようなポイントにもたくさんの魚がいるので矢印の方向からルアーを引いて狙いたいのですが、スプーンだと確実に根掛かりしますし、スピナーだとブレードを回すために流速より早く巻くと水深がない分水面に飛び出してしまうので、このようなポイントこそミノーの出番となるわけです。

もちろんシンキングミノーを使えば根掛かりは起こりますが、浮力の全くないスプーンよりもミノーの方が確実に長い時間誘い続けることができますし、浮力の高いサスペンドミノーやフローティングミノーを使えばほとんど根掛かりすることはありません。

基本的にミノーは引けば潜るのでリップが川底を叩くことはありますが、根掛かりするほど勢いよく巻く必要がないのでこの程度の水深なら根掛かりとは無縁です。

例えば中央に露出している二つの岩を回避する場合もスプーンだと向こう側に引っかかると外れなくなりますが、ミノーだと岩の上に飛び出してくれることが多いので躊躇なく狙うことができます。

ミノーは高い

5cm程度のミノーでも一つ1500円くらいするものもあるので高いと思いますよね。

ですが、一個400円ほどのスプーンでも必ず複数個持ち歩くでしょうし、釣行の度にロストしていれば毎回買わなければならないので結構な金額になります。

ミノーも確かにロストすることもありますが、経験上スプーンより根掛かり回避率の高いミノーも持っていた方が最終的にはお財布には優しいです。

そして、全てのミノーが高いというわけではなくDコンタクトやイトウクラフトなどの一個1500円近くする人気のミノー以外にも、シマノやダイワからも実は良心的な価格でミノーが販売されているんですよね。

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安いから釣れないというわけではないですし泳ぎが悪いというわけでもないです。

ベテランアングラーに方からすればちょっとした違いなどの拘りから納得いくルアーにたどり着いた先が高額のルアーだったと思いますが、 安いミノーでもちゃんと魚は釣れます。

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最近注目されているメジャークラフトから発売されたファインテールエデンは中々評判も良く一個900円以下で買えるので、是非ルアーケースに数個忍ばせておくことをお勧めします。

まとめ

ミノーももちろん根掛かりはしますが、工夫次第でかなり回避できるようになります。

ポイントは

  • トレブルフックからシングルフックに変更
  • リアフックは逆付けで上向き
  • ロッドワーク&トゥッチングで障害物を避ける

これでかなり回避できるはずです。

渓流ルアーを始めてからほとんどをミノーでの釣りにこだわって釣行していますが、自分でミノーを作っていることもありスプーンやスピナーでの釣りを否定する気持ちは全くありませんし、スプーンでの釣りにこだわりを持っている方はスプーンだけで釣りをするのが良いと思います。

拘りを持つことも釣りを楽しむ要素の一つですが、特に拘りが無くてミノーは苦手という方は確実に釣りの幅が広がるので是非使ってみてほしいと思います。

 

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