天気が悪かったり体調を崩したりで試し投げだけして本格的な釣行ができずにいたカルカッタコンクエストBFSですが、やっと本格的な釣行ができたので普段使っているアルデバランBFSとの使用感の違いも含めて記しておこうと思います。
道東河川で初釣行
フライフィッシングに夢中になっていた若いころに一度は行ってみたかった十勝地方の河川。
今回はキャンプ場の近くで釣りができる中札内に向かいました。
普段は具体的なポイント名は公開しないことにしていますが、商用利用での放流事業や観光資源として中札内村でも力を入れているようなので公開することにします。
中札内園地キャンプ場はキャンプ場脇に札内川が流れており、定期的にニジマスやヤマメを放流しているようです。
ポイントはキャンプ場から上流のピョウタンの滝までで、川を遡行すれば距離にして500mほどでしょうか。
ピョウタンの滝直下は手前に深みがあり河原もないため一度脱渓して道路に出てからの入渓になります。
今回は時間の都合もあってこの手前の深みまでの釣行になり約1.5時間かけて丹念に探ってみましたが、結果的に全くの無反応でした。
憧れの十勝地方の河川だっただけにがっかりしましたが、流域は多くのダムがあり資源のほとんどを放流に頼っている上、キャンプ場のすぐ近くでアプローチもしやすく人が相当入っているでしょうから、冷静に考えてみると当然の結果となります。
残念ながら夜半から雨が酷くなり翌日の釣行は叶いませんでしたが、次回は時期をずらして挑戦してみたいですね。
道央河川でやっと初釣果
フライフィッシングをやっていた頃に何度か訪れてことのある川ですが、昨年から年間5~10回ほど入渓している河川です。
山岳渓流を思わせるような岩がゴロゴロしている渓相で、遡行が大変なのであまり得意な川ではありませんが渓相や景色が最高なのでとても好きな川です。
ニジマス河川でヤマメの姿は少ないですが、今年は6月の解禁直後に行ったところイワナやニジマスがよく釣れました。
ここは6月の下旬にキャンプに向かう途中に立ち寄った川で、見事にボウズを喰らった苦い経験から今回はカルカッタコンクエストBFSの初入魂とキャンプの時のリベンジ戦としてこの川を選択しました。
真夏の暑さも落ち着き雨も降ったため水温も下がりそろそろ良さそうと思ったのもつかの間で、いざ川に下りると水量が激減していて釣れる気配が全くなく、開始一時間でポイントを移動。
水量の安定しているダムの上流側に入渓しましたが、ここも渇水気味で魚の姿が見えません。
やっと魚のアタリを確認できたところで上流側から餌釣り師が二人下りてきたためこれ以上上っても期待薄かなとしばし悩みます。
※この川は入渓地点が少なく、他の釣り人とバッティングすることはよくあります。
他人の釣りスタイルや遡行ルートについてとやかく言うつもりはありませんが、6月に訪れた際に、ここで投げていると上流から若い三人組が現れて挨拶もなしに自分が投げているポイントにジャバジャバと入ってきて、支笏湖でやるの?ってくらい長い竿ででかいスプーンをボッチャンボッチャン投げてきました。
自作ミノー初の釣果がイワナだったのは意外でしたが、上流から若いにーちゃん三人組が川の中ジャブジャブ漕いで人の投げてる深みにデカいスプーン投げ始めるもんだからさっさとやめて帰ってきた
釣果の喜びもきれいな景色も台無し(笑) pic.twitter.com/3xbcAD87K3
— 道産子海老(自由形)野外活動中 (@PtPT2g02BcUW6k9) June 1, 2021
おそらくこの記事を見つけることはないと思いますが、三人組のお兄さん方、思い当たる節があればトラブルの元となるので今後は絶対にそのようなことはしないでくださいね。
ちなみに今回出会った餌釣り師の方々はここで竿を出すこともなく下流の方へ向かっていかれました。
餌釣りで叩かれては厳しいだろうなと思いつつ、この先は未開拓ルートなのでもう少し上流側に行ってみてからその後の計画を練り直そうと思っていましたが、運よくそこそこのニジマスが掛かってくれたのでこれにて脱渓することにしました。
カルカッタコンクエストBFSでの初釣果の感想
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シマノ(SHIMANO) 17 カルカッタコンクエスト BFS HG 左 03676 価格:42,162円 |
アルデバランBFSに慣れているせいもあり、カルカッタコンクエストBFSはすごく重く感じましたが、アルデバランに比べて重い分重心が手元にあるので、竿を曲げるのが若干楽な気がします。
アルデバランBFS使用時は振りかぶった際に竿を十分に曲げないとうまく反発が生かせなく、結果的にミスキャストとなりバックラッシュを起こすことがありましたが、カルカッタコンクエストBFSは重心のせいかアルデバランBFSに比べて振りかぶった時の竿の曲がりが強いような感じで、少し強めに振ってみてもしっかり反発しているのでルアーの重さを最後まで感じたままラインを放出でき、結果的にバックラッシュ軽減にも繋がっているような気がします。
ちなみに、4~5g程度のシンキングミノーだと違いはあまりわからないかもしれませんが、普段自分が使っているのは3~4g程度のフローティングミノーからスローシンキングミノーです。
最終的にはキャスティング技術とブレーキ調整次第になると思いますが、竿とのバランスも重要だと感じました。
今自分が使っているのは「カーディフNS 47UL」ですがアルデバランBFSよりカルカッタコンクエストBFSの方が相性がいいように感じました。
アルデバランBFSもすごく気に入っているので、今後は柔らかいグラスロッドで楽しんでみるのも良いのかな?と思っています。
今回は運よく魚を釣ることができてホッとしていますが、釣果の嬉しさよりもキャスト時の満足度が高かった貴重な釣行となりました。
今後も自作のハンドメイドミノーとの相性も合わせて知識や経験をより深めていきたいと思います。
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