白老港で再び事故

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2021年11月3日の午後、釣り人が車ごと海中に転落する事故が発生しました。

同年1月にも同様の事故が発生していたことから管理する白老町では港内での釣りを禁止していましたが、それでも釣り人が絶えない状況が続いていたそうです。

【重要】白老港湾区域における「関係者以外の立入禁止」について

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原因は高齢者の運転ミス

1月に起きた事故と今回の事故については車ごと海中に転落、いずれも70代と高齢であったことと釣り人という複数の共通した条件下での事故でしたが、岸壁には車輪止めがあり通常の運転では乗り上げて転落する可能性があるとは考えにくいと思います。

高齢者の運転操作ミスは何も港だけで起こっているものではなく、一般の商業施設内の駐車場や病院などでも多く見かけるものなので、港自体に問題があるのではなく運転技術の問題ですから、高齢者に対する運転免許の更新の制度を見直す必要があるのではないでしょうか。

白老港は立入禁止

釣り人の間では白老港が釣り禁止になったと大きな話題となっていますが、白老町のHPでは立入禁止とはっきり書いてあります。

よって、港内への関係者以外の侵入は一切禁止ということになり、釣りが目的の人以外でも侵入してはいけないことになっています。

最近は釣りのマナーやルールを守らない人をSNSで批判したり動画に上げたりする人が多くなっています。

正義感からなのか何なのかわかりませんが、そもそも立入禁止区域に侵入しておいて他人をとやかく言う資格はないですし、マナーやモラルについて言及することはとても良いことなのにその使い方を間違えて発言してる人も多いように思います。

今後の白老港はどうなるのか

今後港内への立ち入り禁止措置が解除されることはないでしょう。

それどころか、白老港に通っていた釣り人が近隣の登別港や室蘭港、苫小牧港に行くようになれば釣り人の過密化はさらに進み、そこで万が一事故が起きてしまった場合はさらに立ち入り禁止になる港が増えていくでしょう。

その前例を作ったのが白老港です。

最後に

3年前に撮影されたものなので事故が起きて立入禁止となる以前のものですが、ネット上に白老港の動画を上げている自分としてはこれ以上事故が起こってほしくないという思いもあり動画を削除しました。

今年に入ってからの2件の事故で亡くなった方がもしかしたら自分の動画を見た可能性も否定できませんし、今後もその動画を見て白老港に行く人がいるかもしれません。

相方との思い出の動画なので動画自体は保存していますが、今後ネット上に公開することはないと思います。

とりあえず立ち入り禁止だから白老では釣りができませんよというだけなら誰でも言えますが、何か役立つ情報がないか探してみました。

白老港は一年を通して多くの魚が釣れる魅力的な港で、冬のサビキ釣りから始まり春には港内にサクラマスが入り、初夏の大型のマガレイに始まり晩夏から秋にかけては鮭や夜釣りでアナゴなども狙える人気の港です。

残念なことに立入禁止となってしまった現在の白老港ですが、遊漁船などの商用利用などはよほどのことがない限りは廃止することはないようで、現在も沖防波堤への船渡しは行っているようです。

沖防波堤の渡し船は船釣りと違って船酔いの心配もなく料金もそれほど高くないので、もちろん安全面での対策は必要ですがそれほど敷居の高くない釣りです。

沖防波堤は沖で釣れる魚に匹敵するような大型魚が掛かる可能性もあるので、利用してみるのも良いかもしれませんね。

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