収容人数で選ぶおすすめのワカサギテント

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冬の厳寒期に氷に穴を開けてするワカサギ釣り、冬の屋外でじっと魚信を待つのはお坊さんの修業よりつらいかもしれません。

地域によっては氷点下10℃を下回ることもあり、氷上は遮るものが無いため、風が吹くと体感的にはさらに10℃以上低くなることも・・・

最近は各メーカーさんから色んなテントが販売されていて、厳寒期のワカサギ釣りのサポートをしてくれる重要なアイテムになりつつあります。

今回は氷上ワカサギ釣りに使うおすすめのワカサギテントを収容人数別に紹介します。

目次

ワカサギテントってどんなもの?

氷上の釣りにはマストアイテムとなりつつあるワカサギテント。

白銀の世界にカラフルなテントが並ぶワカサギ釣り場はまるでお花畑のようですね。

ワカサギテントの最大の特徴は、氷に穴を開けて釣るためフロアレスになっていて、床部分は直接地面(氷上)になっているので、穴を開ける位置は自由に決められるようになっています。

ワカサギテントは主にポールを繋いで設営する釣り下げ式の物や、傘を開くように持ち上げるだけのワンタッチ式の二つのタイプがあります。

比較的価格の安い釣り下げ式の物よりも、設営が楽なワンタッチ式のワカサギテントが人気です。

ワカサギテントのサイズ表記はメーカーによって様々

ワカサギテントを選ぶ際、収容人数を参考に選ぶ方が多いと思いますが、収容人数であったり外寸や内寸表示であったりと、メーカーによっては表記は様々。

実際に設営してみないと使い心地はわからない部分も多いですが、基本的にほとんどのテントが収容人数上限いっぱいの人数では釣りはできません。

なので、実際の表記されている収容人数よりも一人か二人少ない人数でワカサギ釣りをする想定での購入をお勧めします。

サイズ表記の場合は、大体大人一人当たりの使用スペース90cm×90cm×人数とテントの内寸面積とで比較すればどのくらいの人数が快適に釣りができるかの目安になります。

また、ワカサギテントを選ぶ際は、幅の他に高さや形も見ておくと良いでしょう。正方形のスクエア型のテントや、天井の低いテントだと床面積の割にデッドスペースが多くなるので、その分収容人数も少なくなります。

ソロまたはペアでの釣行でおすすめのワカサギテント(1~2人用)

持ち運びの楽な少人数用のワカサギテントです。

1~2人用なのでコンパクトで設営も楽で、価格も安いものが多いです。

キャプテンスタッグワカサギテント160

低価格帯キャンプ用品ではメジャーなキャプテンスタックからもワカサギテントが販売されていて、10年以上前にワカサギ釣りで初めて購入したテントがこのキャプテンスタックのテントでした。

カップルや夫婦などで身を寄せ合って釣るには暖かくて良いかもしれませんが、男同士だと距離感がちょっと・・・というような広さで高さも低いのでソロでの釣行以外ではあまりお勧めしません。

X’SELL BB-921 ワカサギテント

最近多くなってきた風に強いキューブテント。

設営は簡単で一人でも数分で設営できます。構造上壁面が垂直に近いため室内は広く快適ですが、暖房効率は良くないので暖房器具の選択は慎重に行った方が良いでしょう。

海外製のものが多く破損時の修理対応については不明で価格も少し高めです。

ワンタッチアイスドーム LEA502-R ワカサギテント

オーソドックスな六角形タイプのワンタッチテントです。

実際に店頭で見ましたが、作りもしっかりしてるし2人で釣るには十分な広さもあります。

このサイズでの購入には少し悩む価格帯のせいか、実際に釣り場で見かけることはあまりありません。

ファミリー向けのおすすめのワカサギテント(3~4人用)

最も需要のあるサイズのワカサギテントです。

作りがしっかりしているものも多く、一番使いやすいサイズ感です。

DOD(ディーオーディー) ワンタッチフィッシングテントT5-244 

4〜5人用となっていますが実際は2~3人がベストの広さです。

4人で無理やりやることも何とか可能かもしれませんが、5人はどうやっても無理です。

価格も良心的なためワカサギ釣り場でもちらほら見かける人気のテントですが、耐久性に関しては不明。

風のない穏やかな条件下でなら問題なく釣りが楽しめると思います。

Coleman アイスフィッシングシェルターオート M

ワカサギテントでは抜群の人気を誇るコールマン。

実際荷物などを収納すると3人でギリギリというところですが、工夫次第で小柄な人なら4人いけるかも?という広さです。

大手釣具店やホームセンターでも取り扱いが多く設営した状態で展示してる場合もあるので実際に中に入って見てみるのも良いと思います。

ガス圧式のワンタッチ機構なので軽い力でパッと開きます。

収納袋が大きく非常に使いやすいと評判ですが、この収納袋が結構重要で予備のペグやハンマーなどを一緒に収納できるのは嬉しいですね。

これだけの機能ですから当然価格も高めですが、価格以上の満足感が得られると思います。

グループでの釣行におすすめのワカサギテント(5人以上)

グループででワイワイ楽しみたい方向けのワカサギテント。

ワカサギテントは収容人数の割に狭いと感じるものが多いので、広々としたテントで快適にワカサギを釣りたいという人向けでファミリーフィッシングにもおすすめです。

Coleman アイスフィッシングシェルターオート L

Colemanアイスフィッシングシェルターオートシリーズの大きいサイズのテントです。

5人以上のテントで紹介していますが4人以下が最適人数だと思います。これも店頭で見る機会の多いテントなので是非実物を見てみてから決めると良いかと思います。

特徴はColemanアイスフィッシングシェルターオートMと変わらないので割愛させていただきますが、北海道内のワカサギ釣り場で最も多く見る人気のテントです。

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プロックス クイックドームテント パオグラン ラージ PX022L

現時点でワカサギテントとして販売されているテントの中では最大級のテントです。

大人5人が余裕で楽しめるサイズですが、大きい分持ち運びや設営を一人で行うのはかなり骨が折れる作業ですので、大人数の釣りにお勧めです。

これより少し小さめのセミラージサイズでもかなりの広さがあるので4~5人の釣りの場合はセミラージを選ぶと良いかもしれません。

あまり参考にならないと思いますがモデルチェンジ前の型のセミラージの動画

「ワカサギテント」購入時のポイント

何かと荷物の多くなるワカサギ釣りでは、小さなテントは荷物の置き場所が確保できなかったり釣り座や穴の位置がうまく決まらなかったりしますし、狭いのが苦手な方は大きめのテントを好むと思いますが、大きい分やはり価格も高くなりますし、故障の際の修理代も高くなります。

また、テント内で暖房を使用する場合も大きなテントだと消費エネルギーも多くなります。

テント内での暖房は一酸化炭素中毒の恐れがあるため、基本的にアウトドア用の商品であっても使用を推奨する暖房器具はないので自己責任でお願いします。

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寒い日や陽が当たらない場合は、テント内は暖房を使用しても5℃を下回ることが大半ですし、暖房器具を増やすと一酸化炭素中毒の危険があります。

使い捨てカイロを貼りまくるのも良いですが、最近は電熱ベストというモバイルバッテリーの電源で温めるベストがあります。

燃料を必要としない分安全ですし温まるのが早く実際の使用感はとても良いですね。

安全第一で楽しいワカサギ釣りを

北海道内にもたくさんのワカサギ釣り場があり、入場料が必要な管理された釣り場から、野池のような管理されていない場所もあります。

やはり事故が発生しているのは管理されていない釣り場が多いので、そのような場所で釣りをする際には、決して無理をせず安全第一でワカサギ釣りを楽しんでくださいね。

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