ピックアップ記事

楽天市場で販売されている渓流ベイトフィネス入門セットってぶっちゃけどうなの?

渓流ルアーフィッシング渓流ルアーフィッシング

楽天市場で釣り具を物色していたら、ベイトフィネス入門セットを見つけました。

【トラウト(渓流)入門セット】●アブガルシア トラウティンマーキス ナノ TMNC-516L II TE+アブガルシア ロキサーニ BF8-L(左ハンドル)

価格:35,035円
(2022/5/10 17:23時点)
感想(0件)

価格だけで見れば渓流ベイトフィネスとしては中々お買い得なセットだと思いますが、ロッドやリールの性能について初心者の方には少々不安もあると思います。

✔記事の内容
  • 楽天市場で販売されている渓流ベイトフィネス入門セットは渓流で使用可能なのか
  • 楽天市場で販売されている渓流ベイトフィネス入門セットのお買い得感
  • 楽天市場で販売されている渓流ベイトフィネス入門セットの使い道

そこで、 このロッドとリールの性能について、怒られない程度に勝手に評価してみたいと思います。

入門セット用ロッド トラウティンマーキス ナノ TMNC-516L II TE

スポンサーリンク

トラウティンマーキスナノ TMNC-56L Ⅱ TEのスペック

  • メーカー:アブガルシア
  • 全長:5.1ft/155cm
  • 仕舞寸法:50cm
  • 標準自重:77g
  • 先径:1.22mm
  • ルアー/ライン:2~10g/4~8lb
  • 使用材料:カーボン95%、グラス5%
  • パワー:L/ライト
  • テーパー/アクション:R/レギュラー
  • 製法:チューブラー
  • 定価:¥25,000

トラウティンマーキスナノ TMNC-56L Ⅱ TEはテレスコピック(振出)のロッドで、仕舞寸法が50㎝とかなりコンパクトになるため、持ち運びが非常に楽なロッドです。

アブガルシア トラウティンマーキスナノの評判

テレスコピックロッドは折れやすいといわれていますが、ロッドが折れる原因は大半が取り扱いの問題です。特にテレスコピックロッドは、繋いで使う並継ロッドとは違い、ロッドを伸ばしたり縮めたりする「実釣以外で」折ってしまうことが多いため「折れやすい」という意見もあると思います。トラウティンマーキスナノも例外になく、折れやすいという評価がありますが、最も竿を折りやすい初心者層が手を出しやすい価格帯ですから、折れるといった評価が多いのも仕方ないのかもしれません。

アブガルシア トラウティンマーキスナノの評価

トラウティンマーキスナノ TMNC-56L Ⅱ TE実際に使ったことはないですが、アブガルシアのルアーロッドは数本所有していて、どれも扱いやすく多少の無理も効くイメージです。しかし、トラウトロッドに関しては繊細に作る必要があるため、耐久性に関しては価格帯から見ても何とも言えないのが本音です。

また、ガイドが固定されていない振出仕様に不満が出ることも予想されますし、崖下りや藪漕ぎなど、持ち運びが楽なテレスコロッドが重宝すると言われていますが、初心者がいきなり源流部や高巻きが必要なゴルジュがあるような場所に行くことは少ないでしょうから、仕舞寸法が短いテレスコロッドを選択する理由はそれほど重要な要素ではなく、トラウティンマーキスナノ TMNC-56L Ⅱ TEが初心者向きという解釈はしない方が良いかと思います。

入門セット用リール ロキサーニBF8-L

ロキサーニBF8のスペック

  • 80mmクランクデュラカーボンハンドル
  • 超ジュラルミンBFスプールφ33mm
  • 超々ジュラルミンギヤ&ギヤシャフト
  • HPCRボールベアリングルアーキーパー
  • 自重:185g
  • ギア比:8.0:1
  • 最大ドラグ力:5.5kg
  • 最大ライン巻取長:83cm
  • ボール/ローラーベアリング:4/1
  • 糸巻量(mm/lb-m):約0.24/8-100、約0.27/10-80、スーパーファイヤーライン1号-200m
  • 定価:¥20,500

重量が185gでベイトフィネスとしては充分な軽さですが、糸巻き量が8lb/100mと、渓流ベイトでは規格外です。バスの他にメバリングなど海でのライトゲームなどを想定したリールといったイメージです。メーカーサイトで見つけられなかったので他のインプレ情報で調べてみましたが、スプールの重量はなんと15g以上・・・5g程度のヘビーシンキングミノーオンリーでやる分には何とか釣りにはなるでしょうが、5g未満のミノーはかなり厳しいと思います。ちなみに一般的なベイトフィネスリールのスプール重量は10g以下、シマノの最安機のSLX BFSのスプールですら9gちょっとです。ロキサーニBF8で渓流ベイトをやるには忍耐力も必要かもしれませんね。

ロキサーニBF8の評判

ハイエンド機種であるREVOの設計をそのままに、そぎ落とせるものをそぎ落として低価格を実現した機種ですが、圧倒的に飛ばないといった評価が多いです。飛ばそうと思わなければ間違いなく良いリールですし、5g以上のルアーなら何とか実釣に耐えられるレベルという意見が多く、渓流で使うならベアリングの追加などカスタムした方が良いという意見も多かったです。

ロキサーニBF8の評価

外側に関しては我慢のしようがありますが、スプールの重量に関してはかなり難があります。頑張れば5gのルアーは何とか投げられるし、上位機種の互換性のあるスプールに交換すればもう少し軽いルアーを投げられるようになります。とはいえ、今のベイトフィネスリールは1g台のルアーを投げられるほどの性能ですし、安く買ってお金をかけてカスタムするくらいなら最初から上位機種を買った方が良いでしょう。

渓流ベイトフィネス入門セットのお得感は?

【トラウト(渓流)入門セット】●アブガルシア トラウティンマーキス ナノ TMNC-516L II TE+アブガルシア ロキサーニ BF8-L(左ハンドル)

価格:35,035円
(2022/5/10 17:23時点)
感想(0件)

  • トラウティンマーキスナノ TMNC-56L Ⅱ TE 実売価格 ¥19,000~¥20,000
  • ロキサーニBF8 実売価格 ¥15,000弱

それぞれ定価の合計が\45,500でお得感はありますが、実売だとそれぞれの合計で\35,000~\36,000程度ですから、単体で買ってもセットで買ってもほとんど差はありません。ロッドに関しては本来商品の入れ替わりが激しいものですから、現在ショップでの在庫がない状態がほとんどで、今後も入荷はないでしょう。

渓流ベイトフィネス入門セットと同価格帯のセットはどうなの?

率直な意見ですが、渓流ベイトフィネス用のロッドやリールはエントリーモデルといえるような代物はない世界。

自分も始めた時は予算も含めてかなり悩んで購入を決めましたが、結局ロッドに不満が出て買いなおしています。渓流ベイトフィネスはそのくらい初心者にとって価格と性能の妥協点を見つけるのに易しくないメソッドの釣りです。しかし、経験者の意見を参考にすることである程度の妥協点を探し出して購入への決心をつけることはできると思いますので、何組か紹介したいと思います。

シマノ トラウトワンNS B47L + シマノ SLX BFS

結局シマノかよ・・・と思う方も多いと思いますが、同価格帯で選ぶなら最下級機種でも全てにおいてシマノが上です。

シマノトラウトワンNS B47Lのスペック

  • 全長 4.7f
  • 仕舞寸法 72.5㎝
  • ルアーウェイト 2~9g
  • 適合ライン (ナイロン)3~8lb/(PE)0.3~0.8号
  • 本体価格 21,200円(実売18,000円前後)

SLX BFSのスペック

  • 品番ギア比:6.3/8.2
  • 最大ドラグ力(kg):3.5
  • 自重:170g
  • スプール寸法:32/22
  • フロロ糸巻量:8lb-45m
  • 最大巻上長:63㎝/ノーマルギア 82㎝/エキストラハイギア
  • ハンドル長:42㎜
  • ベアリング数:BB/ローラー 5/1
  • 本体価格:24000円(実売19,000円前後)

合計¥37,000前後

トラウトワンNSは扱いやすく価格以上の性能ですから、初心者の方はもちろん、中上級者の方がサブ機として所有していることも多いロッドです。

合計は少しオーバーしてしまいましたが、現時点で考えられる渓流ベイトフィネスのセットとしては最安で始められる価格帯だと思います。

ダイワ ワイズストリーム 46ULB-3 + シマノ SLX BFS

ダイワにシマノを合体させるのは邪道なセッティングと言われるかもしれませんが、極端にお互いの性能を下げることはないですから、メーカーを統一することにこだわりがないのであればこの組み合わせは「有り」かと思います。

ダイワ ワイズストリーム 46ULB-3のスペック

  • 全長(m):1.37
  • 継数(本):3
  • 仕舞(cm):50
  • 自重(g):70
  • 先径/元径(mm):1.4/5.9
  • ルアー(g):1.5-7
  • ライン(ナイロン/LB):2-6
  • ライン(PE/号):0.3-0.8
  • カーボン含有率(%):95
  • 本体価格:22,500円(実売17,325円)

合計¥36,325

かなり現実的な金額だと思います。リールを作っていないロッドメーカーとなら異なるメーカー同士のロッドとリールを組み合わせるのは一般的ですが、ベイトフィネスリールに関してはシマノもダイワも高性能のリールをリリースしているので、シマノとダイワの組み合わせを許容できるユーザーであればこのセットもおすすめだと思います。

他にもあるが

他にもいくつか候補を上げようと思いましたが、ロッドのスペックから見てダイワとシマノに絞りました。他メーカーにも同価格帯のロッドはありますが、PEラインに対応していなかったり、グラスロッドまたはカーボン含有率が不明であったりと、初心者の方におすすめするには少し考えてしまうようなロッドも多かったので、上記の二組とさせていただきました。

楽天市場で販売されている渓流ベイトフィネス入門セットの感想

スポンサーリンク

価格に関しては入門には良い価格だと思いますし、性能も価格相応の物であるのは間違いないですが、決して渓流ベイトフィネス向きではなく、入門者にとって扱いやすいセットかと言われたらそうではないですし、むしろ経験者でも扱いが難しく、かなり不満が出る組み合わせだと思います。

同価格帯で選ぶならリールはシマノ SLX BFSの一択になりますが、ベイトフィネスだけに限らず、特にルアーフィッシングは、基本的にロッドとリールのどちらにウェイトを置いた方が良いかと言ったら間違いなくリールの方にお金をかけるべきですから、ロッドの性能を捨てて上位機種のスコーピオンBFSなど、リールに寄せるという選択肢もあります。

入門セットに関しては、バスやロックフィッシュでライトリグを使ったフィネス気味な釣りをするなら結構面白そうですし、入門セットとしては充分な機能を備えていると思いますので、普段スピニングを使っている方がベイトデビューしたい場合はおすすめできると思います。しかし、トラウティンマーキスナノ TMNC-56L Ⅱ TEが背負えるルアーの重さが最大10gなので、釣りの幅はある程度限定される窮屈な釣りになります。何とか使い道を模索してみましたが、自分の少ない知識の中ではこのくらいの提案しかできません。

▼こちらも合わせてどうぞ

おしらせ

ブログ更新メール配信サービスは12/27をもってを終了いたしました.。更新の際はTwitterにて随時お知らせしておりますのでよろしければフォローをお願いいたします。