氷上ワカサギ釣りに最低限必要な道具を揃えたら総額はいくら?

氷上ワカサギ釣りもベストシーズンに入りましたね。お客様のご案内の仕事をしている勇払ハート沼も、先日の大雪の影響によるコンディション悪化も解消され、週末は多く方々が来てくださっていますが、防寒具だけ用意すれば手ぶらでワカサギ釣りができる手軽さが人気のようで、各テントの中からは時々大きな歓声が聞こえてきます。

勇払ハート沼では、テントや釣り具、餌や仕掛けなど、ワカサギを釣るための道具のレンタルがすべて料金の中に含まれているので、防寒具だけ用意していただければ手ぶらでワカサギ釣りを楽しむことができますが、必要最低限のワカサギ釣りの道具を自分で揃えるには総額でいくらかかるか計算してみました。

目次

ワカサギ釣りに必要な最低限の道具

ワカサギ釣りは少し特殊な釣りで、竿と仕掛けと餌だけでは釣りはできません。

これだけは必要となる最低限の道具は以下になります。

  • 竿や仕掛け餌などの釣り具
  • 椅子
  • 穴あけドリル
  • ワカサギ用テント

釣り具

ワカサギのアタリはとても小さく竿の感度が重要で、他の釣りからの代用ができないため、専用のものを用意する必要があります。

竿(2000~4000円)

▼レンタル用の竿によく使われている竿ですが、感度はそれほど良くなく、食いが渋い時は苦戦します。

▼上記の竿に小型のリールを取り付けて使用します。

▼おすすめはこちら

レンタル用の竿より感度がよくリール付きのお得なセットです。

セット物ですが、扁平穂先は感度が非常に良いので繊細なワカサギのアタリもしっかり捕えてくれます。

また、扁平穂先は取り外しができるため、穂先をより感度の良いものに交換すると、難しい釣り場でもより釣果を伸ばすことができます。

仕掛け(250~400円)

釣具店で販売されている市販のワカサギ仕掛けを使用します。

ある程度経験を積むと、使いやすさや好みなど仕掛けへのこだわりも出てくるようになりますが、基本的に釣果にはあまり影響するものではありません。一組250~400円程度で売られているので予備も含めて三組程度用意しておくと安心です。

初心者向けのオモリ付きの仕掛けなどもありますが、セットに入っているオモリは重すぎたりするので、オモリは別で用意すると良いでしょう。

竿とのバランスも関係しますが、オモリの重さは軽ければ軽いほどアタリがわかりやすくなります。ですが、初心者の方はオモリが軽すぎると扱いが難しくなるので、3g前後のオモリから始めてみて慣れてきたら2g程度まで落としてみると良いでしょう。

椅子(1800~3000円)

通常のアウトドアシーンで使うような椅子だと、高さがあるためワカサギ釣りには少し使いにくいですが、ロータイプの椅子なら穴からの距離が近く、狭いテントの中でも快適にワカサギ釣りが楽しめます。

▼プロックスのあぐらイスは快適にワカサギ釣りをするために特化した椅子です。

ワカサギ釣りは、穴と自分の座る場所の位置関係がとても大事で、この位置関係がしっくりこないと、仕掛けが絡まるなどのトラブルが多発したり、腰痛の原因になったりします。

穴あけドリル(8000~10000円)

硬い氷に穴を開けるには様々な方法がありますが、やはりアイスドリルが一番楽です。

ワカサギ釣りに使うアイスドリルの形状は二種類あり、平刃タイプのものと曲刃タイプのものがありますが、掘り進む力が強く、少ない力で穴を開けられる曲刃タイプのものをおすすめします。

おすすめは、ダイワ アイスドリル レギュラーFL 15Cですが、シーズンに入ると軒並み品薄となってしまうため早めの購入がおすすめです。

ドリルの仕様は、刃の形状の他に長さの調節や折りたたみ式など、便利な機能を持っているものもありますが、穴をあけるためだけに使う道具なのであまりこだわる必要はありません。

厚い氷にも対応する延長用のキットもありますが、氷の厚さが60㎝を超えるような釣り場はそれほど多くないので。純正のままでも大体の釣り場で対応します。

価格は曲刃タイプで10000円程度です。

前日に他の人が開けた穴を利用するという手もありますが、一晩経つと人力では開けられないほど凍るのでやはりドリルは必須といって良いでしょう。

ワカサギ用のテント(20000~50000円)

プラス気温になるような温かい日中の短時間なら外での露天釣りも気持ちいいですが、冬の天気は急激に変わることも多いのでテントは必ずといっていいほど必要です。

キャンプと違い寝泊まりするものではないので、広さはあまり必要ないように感じますが、二人で釣りをする場合は三人用以上のサイズをおすすめします。

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ワカサギ用テントはワンタッチ式の簡単に設営できるものが多いので、初心者の方にも簡単に設営できますが、純正のペグは使い物にならないので頑丈な鉄製のペグを用意しましょう。

▼ここでは1~3人で楽しむのに人気のテントを紹介します。

ネットショップサイトによっては4人用や5人用と表記されていますが、三人が限界です。

価格も安めですし重量もサイズもそれほど大きくなく持ち運びも楽なので、多くの釣り場で見かけます。

強風にもある程度耐えることができる形なので、初心者の方に最もおすすめできるテントです。

氷上ワカサギ釣りに最低限必要な道具を揃えた総額は「30000円超え」

上記で紹介した必要最低限の道具を最安値で購入した場合で計算したところ、総額は32000円程度になりました。

この他に、テーブルや予備の仕掛け、餌などの小物類、防寒具や靴、荷物の運搬用にソリなどを購入すると、実際に掛かる総額は40000円を超えます。

釣り具以外のものは、キャンプで使用しているものを代用したり、100円ショップなどで代用できるものを探すのも楽しいですが、代用できるものを一切持っていない場合は、最低でも40000円以上はかかるので、初めての方はまずレンタル完備の釣り場でワカサギ釣りを経験してから検討するのも良いでしょう。

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