国内で最も恐ろしい動物はクマではなく体長たった3~4㎝の虫だった

北海道では今年に入ってヒグマによる人身事故が相次いでおり、札幌市東区で起こった人身事故も記憶に新しいところです。

野生動物による国内での事故事例は、クマ以外にサルやイノシシ、ヘビの他、中でもハチによる事故が目立って多く特にスズメバチによる死亡事故はクマよりも遥かに高い数値となっています。

ちなみに、比較対象としての参考値とはなりませんが、2019年度の交通事故死者数は3,215人、癌による死亡数は376,392人となっています。

クマとスズメバチによる死亡事故の比較

日本国内では北海道に生息するヒグマの他、北海道外に生息するツキノワグマの二種類のクマが生息しており、どちらも我々人間にとって非常に危険な生物であることには変わりありませんが、実際の死亡者数は20219年でツキノワグマによる死亡者2人、ヒグマによる死亡者は0人となっています。

2019年度のスズメバチによる死亡事故者数は全国で11人で、クマによる死亡者数の約5倍となっています。

スズメバチによる死亡者数は減少傾向にあり、一方でクマによる死亡者数は若干増加傾向にあります。

生息数に絶対的な違いがあるのでどちらの方が危険という比較にはなりませんが、クマは冬眠をするので12~3月の活動期間、スズメバチが活発に活動するのは7~10月とクマに比べて短いことからスズメバチの殺傷能力が高いことがわかります。

スズメバチってどんなハチ?

国内には約17種類のスズメバチが生息しており、中でも特に危険なのはオオスズメバチとキイロスズメバチで、一般的に多く見られる見られることから人身事故の発生率も高い傾向にあります。

特にキイロスズメバチは人の生活圏の近くにも数多く生息しているため、駆除業者へ依頼のほとんどがこのキイロスズメバチによるものと言われています。

北海道ではケブカスズメバチと呼ばれているキイロスズメバチは、名前の通りオオスズメバチに比べて黄色い部分が多く毛深いのが特徴です。

キイロスズメバチは民家の軒先や屋根裏、公園の東屋、橋の下などにまだら模様の不気味な丸い巣を作り、大きなものになると直径50㎝、ハチの総数は1000匹を超える大所帯になることもあります。

攻撃性は非常に強く、巣の近くを通っただけで刺されることもあり、時には集団で襲い掛かることもあります。

一方オオスズメバチは地中や樹木の下などに巣を作るので民家の軒先に巣を作ることは稀ですが、朽木の下などにもよく巣を作るので付近に雑木林や深い藪などがあり黒い大きなハチが多く飛んでいるのを見つけた場合は近くに巣がある可能性があります。

どちらも少しの振動などでも攻撃してくるので巣があるところには絶対に近寄らず早めに駆除業者を依頼しましょう。

スズメバチの見分け方

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スズメバチはミツバチなどの危険の少ないハチに比べてスマートで腹部と胸の間に大きなくびれがあるのが特徴です。

スズメバチ

アシナガバチもくびれはありますが、スズメバチほど毒性は強くないものの刺される可能性はもちろんあるのである程度警戒する必要はあります。

ミツバチ

ミツバチはスズメバチに比べて少し丸みがあって頭や胸を中心に毛がたくさんあります。

また、後ろ足の付け根に花粉団子をつけているので見分けが付きやすいのも特徴です。

その他ミツバチに比べて大型のマルハナバチは一般的によく見られるハチで、花の周りを忙しなく飛んでいます。

人によく近づいてくる不思議なハチですが、ほとんど危険性は無いので心配はいりません。

スズメバチに刺されたら

確実にスズメバチに刺されたとわかるようでしたらなるべく早めに病院を受診しましょう。

アレルギー症状が無ければ自分で対処しても大丈夫ですが、スズメバチに刺されると腫れて非常に痛みも強いので病院で治療してもらった方が後々楽になります。

アナフィラキシーショックに注意

スズメバチに刺されるとアレルギー症状が出る場合があります。

酷い時は強い倦怠感や蕁麻疹が出ることがあり、めまいや吐き気、呼吸がしずらいまたは咳き込むなどの症状が出た場合はすぐに救急車を呼びましょう。

自分で対処する時は

上記のアレルギー症状がなく痛みも少ない場合は自分で対処することもできますが、刺されたらできるだけ早めに対処するのが肝です。

ハチに刺されたらすぐにポイズンリムーバーを使って毒を吸い出します。

毒を吸い出した後は幹部を良く洗いすぐに冷やし、かゆみや痛みがある場合はステロイド系の軟膏を塗って様子を見ます。

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アウトドアが好きな方は登山やキャンプなどすぐに病院へ行けない場合の応急処置として持ってくことをお勧めします。

スズメバチの巣を見つけたら

近寄らずにそっとしておきましょう。

自分で駆除するのは非常に危険ですから専門家に依頼するのがいいです。

また、民家近くで人に被害が出る可能性がある場合は駆除することが望ましいですが、スズメバチはトンボと同じ益虫と呼ばれていて、人間にとって害となる蚊や農作物に付く虫などを食べてくれる良い虫でもあります。

被害がないのにむやみに駆除をするのはやめましょう。

スズメバチの駆除を依頼する場合は

  • 自治体で駆除してもらえるか確認
  • 専門業者に依頼

お住いの自治体(市役所など)に連絡して駆除してもらえるか確認しましょう。

自治体によっては公園や学校などの公共施設は対応していても一般の民家には対応していない場合もありますが、無料で駆除してもらえる可能性もあるので一応聞いてみる方が良いでしょう。

民間の業者に依頼する場合はネットか電話での予約になります。

予約から駆除までの流れは、先に現地調査を行った後見積もりをもらい確認後に本契約となります。

民家の屋根裏や壁の隙間など複雑な場所だと多少高くなることもありますが、プロに駆除してもらった方が確実です。

ハチの他にゴキブリやシロアリの駆除なども行っているので、毎年害虫に悩まされてる方は頼んでみると良いと思います。

最後に

スズメバチが非常に危険な虫だということはよく知られていますが、実際に刺されたことがある人は少ないと思います。

子供の頃、同級生とそのお父さんと一緒に山に昆虫採集に連れて行ってもらった時にオオスズメバチに刺された経験がありますが、その時はアナフィラキシーショックが出て救急搬送される騒ぎになりました。

喉に何かが詰まったような感覚と蕁麻疹が出た後気が遠くなるような感覚で歩けなくなりそのまま死ぬのではないかと思ったほどです。

点滴して夕方には帰宅しましたが、頭の腫れは一週間引かず、特に痛みに関しては焼かれたような痛みからズキズキと脈を打つような痛みに変わり本当に辛かった記憶があります。

一度でも刺された経験がある人は体の中に抗体ができるのでアナフィラキシーショックを起こしやすいといわれていますし、刺された経験がない人でもショック症状を起こす人がいます。

また、アブや蚊と違って虫よけなどは一切効果がない相手なので、渓流釣りや登山など山に入る時には肌の露出をできるだけなくし必ず帽子を着用して出かけましょう。

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