今シーズン最初の撮影に行ってきました。
河川名は伏せさせていただきますが、上川地方にある人口1000人強のとある村を流れる河川です。
この河川は穏やかな清流と荒々しい山岳渓流の雰囲気が混ざるバラエティーに富んだ河川ですが、自然が豊かな分野生動物も多く、昨年良く訪れていた源流部付近ではクマの出没が相次いでいるため、より安全性の高い開けた市街地でのポイントで撮影を行いました。
実は今回の釣行前にも釣りには行っていたのですが、撮影機材の不具合でボツになったり、数分の超短時間釣行だったりとちゃんと撮影していなかったため、動画を編集するには至りませんでしたが、魚の映像は自分にとっての宝物なのでデータとしては残してあります。
少しずつ暖かい日も多くなり、雪代が完全に収まってからの今回の本格釣行も連日の寒気と雨の影響により渋い状況の中、何とか数匹のニジマスをキャッチすることができましたが、この川のポテンシャルとしては少し物足りない釣果でした。
ハンドメイドミノーを作り始めて2シーズン目
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2020年のシーズンが終わってから作り始めて今年で三年目になりますが、2021年に初めて挑んだハンドメイドミノーでの釣行ですぐに釣果を出すことができたため、ハンドメイドミノーの魅力にどっぷりハマってしまいました。
今回使用したハンドメイドミノー
西瓜 50mm 4.3g シンキング
赤金 60mm 4.7g シンキング
グリーンチャート(テレストリアル系)47mm 2.3g スローフローティング
ヤマメ 50mm 4.6g シンキング
ミノーのストックが100本を超えても納得の出来栄えは僅か数本
コツコツ作り続けてストックは100本を超えましたが、納得の出来栄えのものは数本しかありません。
泳ぎに関してはまずまずでも、塗装のムラや小さな傷やヘコミなど、仕上がりの美しさはバルサの削り出しからアルミ貼り作業までの時点で80%が決まると思っています。
塗装前にしっかり確認しておかないと、コーティングと塗装をいくら丁寧に行っても仕上げの段階で目立ってしまうのでやり直しが効きません。
自作のハンドメイドミノーでの今回の釣果
30㎝前後のニジマスが数匹でしたが、バイトはそれなりに多くドラグの調整が上手くいかずバラシも多かったのが反省点です。ベイトのドラグ機能はスピニングには到底及ばないだけに、毎回しっかり調整しておく必要があると改めて感じさせられる釣行となりました。
また、釣行前にリールのメンテを行ったため、スプールの回転がかなり向上されたのは良いのですが、慣れない感覚にライントラブルが頻発してかなり苦戦していましたが、いままでいかに飛ばない状況でやっていたのかを思い知らされました。本来のカルコンのポテンシャルはこうだということを思い出し、本当に良いリールはこういうものだということを再認識しました。
ポイント移動後も撮影したがデータが破損していたためボツに
少し大型の魚を狙いたいと思い、帰りがてら上流部から少し下り中流域でも入渓しましたが、予想に反して20㎝ほどのヤマメが二匹釣れただけでした。
昨シーズンはヤマメを一匹も釣っていないことから、嬉しい誤算となったわけですが、帰ってきてから確認するとゴープロの映像がフリーズした状態で音声だけが正常に収録されている状態だったため、残念なことにボツとなってしまいました。
メモリーカードとの相性もあるようですが、最初は正常に撮影できても使っていく内に不具合が出ることが多いような気がします。また新しいメモリーカードを購入しようと思います。
ヒグマの臭い
帰り際に沢が流れ込むポイントで少し粘ろうと思いましたが、肉片の付いた鹿の大腿骨を見つけ、周りにかなり大きいヒグマの足跡を発見したので、日も暮れかけていたこともありすぐに脱渓しました。
この辺りではヒグマの痕跡を見たことがなかったのでかなり驚きましたが、確かに普段はないそれらしき怪しい臭いもあったので、もしかしたらこの辺りにも出没しているのかもしれませんね。
今の若い世代の方はあまり馴染みのない臭いだと思いますが、40年近く前の自分がまだ小学生くらいの頃は犬を屋外で飼っている家庭が多く、外犬は風呂に入れるという習慣がなく臭い犬が多かったものです。その時々でクマが食べているものによりますが、冬眠に失敗したエゾシカの死肉などを食べている時は、その外犬の臭いにちょっと似ているような気がします。
今シーズンの展望
去年の秋ごろから体の調子が悪く去年ほどの釣行回数は無理そうですが、短時間でも地元の河川でチビブラにでも遊んでもらおうかと思っています。
普段はハンドメイドミノーのスイムテストでしか利用しない川ですが、久しぶりに大型のブラウントラウトでも釣れないかな?なんて淡い期待もしています。
これから北海道も渓流釣りには最高の季節になりますね。今シーズンも皆さんの釣果を楽しみにしています。
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