品薄だったスノーピーク「ヴォールト」がリニューアル?

当ページのリンクには広告が含まれています。

スノーピークの中でも格安で非常に人気の高い「ヴォールト」がリニューアルしたそうです。

昨年三月にヴォールトを購入した時はほぼ定価で購入しましたが、徐々に品薄になり、大手ネットショップでも定価の倍以上の価格で販売されているほど高騰していた時期もあり、狙っていたのに買えなかった方も結構いたのではないかと思います。

大手ネットショップの楽天やAmazonでは現在定価で販売されており、品薄状態は解消されたようですが、リニューアルということでどこが変わったのか見てみたところ、節の両端にあったカラーフレームが、リニューアル後は節の中心部分になったとのことです。

節とはどこのことを指すのかわかりませんがフレームのポールのことだとしたら、ほぼ変化なしというオチで終わるのもつまらないので、スノーピークの人気テント「ヴォールト」について実際に使用していて感じたことを紹介してみたいと思います。

目次

スノーピーク「ヴォールト」詳細

  • 重量:7.3㎏
  • 対応人数:4人
  • 全長:5.3m
  • 横幅:3.0m(最大値)
  • 室内高:1.5m
  • 耐水圧:1800mm

初心者向けのテントで設営はそれほど難しくなく、三本のフレームをフライシートに通し、フレームを接続するループに引っ掛けて前後を持ち上げるだけでテントの形になります。

一人だと大変ですが、大人二人だと慣れれば30分もかからず設営できます。

ヴォールトの使い勝手

カマボコテントは自立式のテントと違い、ペグダウン個所が多くなるので慣れない内は大変かもしれませんが、ヴォールトは20年ぶりにキャンプを再開した自分ですら迷うことなく30分で設営ができるくらい非常に簡単なので、説明書を見ながらやれば誰でも設営できるでしょう。

インナーテントは中に吊るすタイプ

インナーテントはフライシートとなる外側を組み立ててから中に吊るすタイプなので、雨の日でもインナーテントを濡らすことなくテントの設営ができますが、フライシートとインナーテントの隙間が結構広めにできているので、インナーテントを取り付けた後はやや狭く感じます。特に150㎝と高さが低いので背の大きい人は窮屈に感じるかもしれません。

縦長で充分な広さがあるテントですし、インナーテントは後から簡単に取り付けられるタイプなので、就寝時までインナーテントを付けずに使うなどの工夫をするとかなり快適に過ごせます。

対応人数は4人

対応人数は4人となっていますが、大人だと三人が限界です。ファミリー向けのテントという位置づけもあるのか、お父さんとお母さんと子供2人といった想定でこのサイズ感になっているのかもしれませんね。快適に寝るのなら大人二人がベストなサイズです。

画像のロゴスのマットだと中に入れられるのは二組が限界で、コットなら無理やり入れたら三組は入りますが、出入りがかなり大変です。

前室の広さ

前室は大人一人が椅子に座ってくつろぐ程度であまり広くはありません。

就寝時に荷物を収納する分には十分な広さはありますが、前室で向かい合ってご飯を食べたりするにはかなり窮屈に感じると思います。

前室のドアは前方方向とサイドの片側にあり、前方のドアはタープ用のポールなどを使って跳ね上げることができるので、解放感はありますし雨の日も濡れる心配はありませんが、ポールは別売りなので160~170㎝程のポールを二本購入する必要があります。

ポールは強度や耐久性は必要ないので安いもので十分です。

後室部分

後方部分にもスペースがあり荷物を収納することができます。普段は24Lのクーラーボックスとすぐに使わない小物類などを入れたバッグを置いていますが、そこそこ広さがあるので使い勝手は良いです。

前後方の両方を広く開けることができるので風は抜けますが、ベンチレーションがほとんどないので風向き次第では暑い日だとかなり熱気がこもるので、陽の当たり具合や風向きを考慮して設営した方が良いかもしれません。

耐久性など

フレームや各ロープの接続部分はスノーピークらしく頑丈ですし、1シーズンや2シーズンですぐに壊れたりすることはないと思います。

ペグダウンの個所もわかりやすいですし、風のない日なら全部のペグを打たなくても設営はできます(非推奨)

耐水圧は1800mmと一般的なテント並みの防水効果はありますが、1800mm程度の耐水圧ならしっかり雨が降れば必ずどこかしらで浸水はしてくるので、テントに対する耐水圧へのこだわりがある人以外なら許容範囲でしょう。

ヴォールトのオプション

ヴォールトには専用のマットやグランドシートの他、タープとテントがセットになったお得なバージョンもあります。

エントリーパックTT

ヴォールトにはエントリーパックTTというタープがセットになったタイプで、タープ単体を購入するとヴォールトと同じくらいの金額になってしまうため、タープが必要な方はこのエントリーパックTTを購入するとかなりお得です。

エントリーパック TT用マットシートセット

グランドシートとシンナーマットのセットで、ヴォールトは前室側が広く後室側が狭くなる変形型のインナーテントなので、他メーカーのもので代用するのが難しく専用のものを購入する人も多いようです。

ヴォールトは再び品薄になる可能性も

6/4時点で楽天やAmazonでは定価で販売されていますし、スノーピーク本家のサイトでも在庫はあるようなのでしばらくは大丈夫そうですが、7~8月の本格的なキャンプシーズンに入ると品薄になり、前回のような値上がりする可能性もあるので、楽天やAmazonなどのポイント還元セール時を利用して早めに購入するとお得ですよ。

まとめ

スノーピークの中でも設営がしやすく価格も安いエントリークラスのテントとあって、発売当時は話題性も高かったため紹介するのも今更感がありますが、初めてテントを購入する方にはエントリーモデルとはいえスノーピークのテントが3万円台で購入できるのですから、おすすめであることには違いありません。

自分も所有しているし実際の使い勝手などの感想も多少参考になると思いますので、検討されている方は品薄になって値上がりする前に早めに購入した方が良さそうです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次