酷評多数⁉ロゴス どんぐり PANELドーム 290-BCは新感覚のドーム形テント

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出典:ロゴスオンラインショップ

キャンプ等のアウトドア用品メーカーのロゴスからユニークな形のテントが発売されました。

その名も「どんぐり PANELドーム 290-BC」

設営は超簡単で、12個あるパネルを引っ張るだけで自立するので設営に時間がかからず、すぐに他の作業に移ることができます。

新感覚と書きましたが、実はこれと全く同じ設営システムのワカサギテントが何年も前にプロックスという釣り具メーカーから販売されている上、プロックスに比べて価格もかなり高めのせいか、ロゴスのどんぐり PANELドーム 290-BCは酷評が多い印象です。

酷評が多い中でも注目度は高そうなので、ロゴスのどんぐり PANELドーム 290-BCについて詳しく解説していきます。

目次

どんぐり PANELドーム 290-BCの特徴

天井部分のパネルを跳ね上げた後サイドのパネルを跳ね上げるだけで自立するので各部のペグダウンをすれば設営が完了の超速設営テントです。

メーカーサイトでは3分で設営が可能と謳っていますが、ペグダウンなどの時間を入れたらどうやっても3分での設営は無理です。

が、撤収なら無理やり収納袋に詰め込むなど丁寧にやらなければ3分で可能かもしれません。

天井が高い

最高部で220㎝と大人の男性が中で立てるほど高さで、非常に解放感があるので広く感じますが、実際に中で寝られる人数は4名が限界です。

風に強い

経験したことのある人はわかると思いますが、風が強い日のテント設営は非常に大変で、設営した後も風によるテントの破損などの不安要素がありますが、このどんぐり PANELドーム 290-BCは八角形の形からどこから風が吹いてもうまく受け流してくれるため、多少の強風でも揺れることはなく安定感は抜群に良いです。

キャンプ場で映えるデザイン

今までのテントにはない特徴的な形状のため、キャンプ場で注目されること間違いないです。

名前の通りドングリをイメージしたカラーですが、ドングリというよりチョコレートケーキですね。

どんぐり PANELドーム 290-BCの酷評が多い理由は?

こんなに斬新で「映え」を狙うには抜群に注目されそうなテントなのに、なぜ酷評が多いのか詳しく解説します。

価格が高すぎる

¥158,000と中々の金額で、テント自体はフロアレスとなっていてグランドシートは別売り(¥12,000)となっています。

このどんぐり PANELドーム 290-BCよりもさらに大きなサイズのプロックスワカサギテントが¥95,000となっており、フライシート付属とはいえこのテントを¥158,000で販売しようとした理由を聞いてみたいですね。

ちなみに、プロックス クイックドームテント パオグラン ビッグ PX022Bはコレ

キャンプ用テントとしては性能面が不十分

出入口が低く、今では当たり前となったテントの前室が無いのも評価の低い理由になっています。タープを使えばそれなりにキャンプらしくできるところですが、このテントに合わせるタープと抱き合わせでこの金額だったらまだこれほどに酷評を受けなかったかもしれません。

風通しが悪い

0窓はたくさんあるものの、出入り口が小さく風が通りにくいので真夏のキャンプには不向きです。

冬キャンプには使える?

スカートが外側と内側の全面に付いているので気密性は抜群ですが、天井が高いので暖房効率はあまり良くありません。自己責任になりますが、一部の窓を耐熱用に加工して薪ストーブなどを入れるなどすれば対応可能かもしれません。

どんぐり PANELドーム 290-BCは今後流行る?

プロックスクイックドームテントはワカサギ釣りにはそこそこ人気のあるテントですが、どんぐり PANELドーム 290-BCは所詮二番煎じの商品ですから、プロックスと同価格またはそれ以上に安いのであれば、今後「映え」を狙った一部のユーザーから支持されそうな気がしますが、性能面と価格がマッチしない以上人気商品になるのは難しそうです。

使いやすさで言えばかなり良いテントですが、それは設営や撤収作業での話で、キャンプで使用する場合の性能面の評価はとしてはやはり良い商品とは言えないかもしれません。

キャンパーにとって設営のしやすさはそれほど重要ではない

キャンプはテントを設営するところから楽しむという時代になっています。

ソロキャンパーの方は設営が楽なテントを使用している方も多い印象ですが、ファミリーキャンプやグループキャンプがメインの方々は、その日一日を快適に楽しむため少々設営が大変なテントでも時間をかけて楽しみながら設営をしています。

設営が楽なファミリー向けのテント「WAQAlpha TC/FT」

ファミリー向けのテントは大型で昔ながらのロッジ型のテントなどは設営が大変なテントも多いですが、かまぼこ型やドーム型テントなどといった設営が楽で且つお洒落なテントも機能性が高く非常に人気になっていて、最近では特にワンポールテントが注目されています。

▼発売当初から非常に人気が高いWAQのワンポールファミリーテント


WAQのAlpha TC/FT(WAQファミリーテント)の人気の理由は、前室を三種類の形に変えられるところで、季節や天気、その日の気分など自由にアレンジができるところです。


ロゴス どんぐり PANELドーム 290-BCについての個人的な総合評価

何年も前からすでに同じシステムのテントが存在していて後出しのような形で出すには、やはり価格が一番のポイントとなるため、かなり辛口評価となってしまいました。

しかし、キャンプ場で「映える」のは必至なので、長くキャンプを楽しんでいて、これから二つ目、三つ目に購入するテントという考えであれば、かなり面白いキャンプができそうですね。

個人的にはスペースベース・デカゴン500-BBの方が魅力的に感じますが

プロックスクイックドームテントを所有していることもあって、使い勝手などは詳しく知っているので、実際にどんぐり PANELドーム 290-BCを購入して使おうとは思いませんが、3分設営は無理でも普通のテントに比べると遥かに設営の労力と時間は短縮できるので、設営にあまり時間を掛けたくない冬キャンプなどには相性は良く、電源付きのサイトなどを利用してうまく暖房効率を上げると非常に使い勝手の良いテントです。

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