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「渓流ベイトフィネスリーダーの結束方法」すっぽ抜けないSCノットの結び方

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渓流ベイトフィネスでPEラインを使う場合、先端にリーダーラインを接続する必要があるのは皆さんご存知だと思います。

今まで色んな結束方法を試してみた中で、自分にとってトラブルが少なく簡単で最もストレスが少ないのは、SCノットという結論に至ったわけですが、本来SCノットという結び方は渓流ルアーのような細いラインの結束にはあまり向いてない結び方でもあります。

今回は、そのSCノットについて最適な結び方やラインの選択方法などを紹介します。

SCノットの結び方

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SCノットは、正式名称「ショックアブソーブド・キャプテンノット」横文字なので海外の方が考案した結び方だと思っていましたが、日本人が考案した結び方だそうです。

結び方は簡単で、二つ折りにした本線(PEライン)をリーダーに20~30回ほど巻き付けた後、本線の先端にできた輪の中にリーダーの先端を入れて三方向に均等に引っ張って締め込むだけの簡単な結び方です。

SCノットのメリットとデメリット

SCノットは上手く行った時の結束強度は90%以上と言われていますが、うまく摩擦を効かせることができずリーダーを引っ張るとすっぽ抜けてしまう場合は最初から結びなおす必要があります。

(メリット)簡単に結べて結束強度が高い

SCノットは、FGノットのような他の摩擦系ノットに比べて簡単で早く結ぶことができる上、結束強度はFGノットよりも高く、より実践的な結び方といえます。

(デメリット)細いライン同士の結束には向かない

渓流ルアーで使用するような細いPEラインは、摩擦力が低くリーダーに本線が食い込みにくいため、しっかり対策をしないとどうしてもすっぽ抜けやすくなります。

(デメリット)摩擦抵抗が強いため切れやすい

SCノットは摩擦抵抗がかなり強い結び方で、締め込み時に摩擦熱で強度低下を起こしやすいため、締め込む前に十分に水分を含ませて熱による強度低下を防ぎます。

SCノットのすっぽ抜け対策

すっぽ抜け対策にハーフヒッチやエンドノットなどを行うのが有効という方もいますが、根本のSCノット自体がきちんと結べていないと、引っ張る力に対してハーフヒッチとエンドノットのみで支える格好になります。

あくまでもハーフヒッチやエンドノットは保険であって結束強度を保持するものではないので、SCノット自体の完成度が低ければ本末転倒となってしまいます。

巻き付け回数を増やす

SCノットは、1.0号以上のPEラインだと通常25~30回ほど巻き付ければうまく摩擦が生じてすっぽ抜けなくなりますが、渓流ルアーのような0.4号や0.6号といった細いラインだと30回以上巻き付けないとすっぽ抜けやすくなります。

巻き付け時は強めにテンションをかけながら巻き付ける

YouTubeでSCノットの結び方を紹介している動画はたくさんありますが、渓流ルアーに使用するような細いラインの場合は、この動画で紹介されているような結び方ではすっぽ抜けてしまいます。

ただ巻いていくのではなく、最初にリーダーを足で踏むなどしてある程度のテンションを掛けてまっすぐな状態にしておいてから、その上に本線を斜め右方向に強めに引っ張りながら巻いていくと締め込み時にリーダーに本線がうまく食い込んでくれます。

PEラインの質にも左右される

PEラインにも様々な種類がありますが、ガイド抜けを良くするために表面にコーティング加工をしているものがあります。コーティング加工をしているラインは飛距離も出て非常に使いやすいラインですが、そのコーティング加工が仇となり結束部分が滑ってうまく締め込めないことがあるので、滑りにくいラインを選ぶこともポイントの一つです。

今まではすっぽ抜け対策のために巻き付け回数を30~35回ほどと、かなり回数を多く巻いていましたが、巻き付け回数が多くなればなるほど結束部分は硬くなってしなやかさがなくなる上、長さが長くなってしまっては当然ガイド抜けも悪くなってしまい、結束部分が小さく強度も高いSCノットの利点を損なってしまうことにもなります。

▼今まで使ってきたPEラインの中で最も結びやすかったラインはこちら

※このラインに落ち着いてからは、20~25回ほどの巻き付け回数でもすっぽ抜けることはなく、SCノットとの相性も抜群に良いと感じています。

渓流ベイトフィネスでのSCノットの使用感は?

SCノットの結束強度は95%程度と言われていて、FGノットの85%程度に比べてもかなり高い結束強度を誇ります。

ノットの完成度がポイント

SCノットはノットの完成度が低いと使い物にならないほど最弱な結び方になってしまいますが、しっかりとリーダーに本線が食い込んでくれると結び目で切れることはほぼありません。

FGノットよりも簡単で実践的

結び目の太さはFGノットとさほど変わりはなく、余り線をカットした際のヒゲはどちらも本線側に来るため、ガイド抜けも良く渓流ベイトフィネスのような繊細なタックルでもキャストしやすい結び方です。

実釣での強度はSCノットもFGノットもどちらも充分な強度

渓流ルアーでトラウトを狙う程度の強さならどちらも充分な強さがありますし、実際は他のノット(ファイヤーノットや10秒ノットなど)でも充分釣りは成立する結び方ですが、渓流ベイトフィネスでは結び目の太さやリーダー側の端線にできたヒゲがガイド抜けを悪くする要因の一つになるので、結び目が細くヒゲが本線側に来るFGノットを多用している人も多いと思います。

しかし、我こそはFGノットマスターと自負する人でない限り、編み込みに少々苦労する結び方のため、実釣時はすぐにリーダーを交換して釣りを再開というわけにはいかない結び方でもあり、より早く結べて強度の高いSCノットに落ち着いたという結論になります。

すっぽ抜けないSCノットの結び方:まとめ

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言葉ではわかりにくい部分もあるかと思いますが、YouTubeの動画などで結び方をマスターしてしまえば、簡単で早く結べるSCノットは渓流ベイトフィネスでも非常に実践的かつ有効な結び方の一つです。

最後に、すっぽ抜けない結び方についておさらいします。

  • リーダー・本線共にテンションを掛けた状態で巻き付ける
  • 滑りを良くするコーティング加工をしているPEラインを避ける
  • 締め込む時は充分に水分を含ませる

基本的に渓流魚程度の引きなら結束強度はそれほどこだわる必要はありませんし、結び慣れた結び方をすれば良いと思いますが、現状今の結び方に満足できず仕方なく実釣中に何分も座り込みながら苦労して慣れないFGノットを組んでいる方は、早くて簡単なSCノットをおすすめします。

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