ダイエットには無縁な体型なのに病院で太らないよう注意された話し
ここ数年腰痛に悩まされていて、冬の寒い時期に動けなくなるほどの激しい痛みが出ることがあったのですが、夏に激しい痛みが出たことや知人がヘルニアの手術を受けたこともあって、自分もヘルニアかもしれないということで病院に行きました。
レントゲンを撮った後診察室で言われたのは、ヘルニアではなく腰椎分離症という腰の骨の疲労骨折でした。
腰痛分離症とは?
何らかの原因で腰の骨の一部の椎弓という骨が折れて分離している状態だそうで、その分離した骨が腰を曲げた時などに神経に触れるため痛みが出るそうです。
腰痛分離症の原因
大人に比べて子供は骨がまだ硬くなく、強い衝撃などを加えると折れやすいそうで、その間、腰に負担のかかるような激しい運動をすると知らず知らずの内に疲労骨折を起こしていることがあるそうです。
腰痛分離症の治療
幼少期は痛みがなく気がつかなくても大人になってから痛みが出る人も多く、若い人であれば安静にして自然治癒を待つという方法で完治させることができるそうですが、中高年になると自然治癒はほぼ見込めず手術以外に治す方法はないそうです。
治療方法は、まず痛みを取るための投薬治療とリハビリがメインになります。
僕の場合はまっすぐ立てないほどの痛みで歩くのもままならない状況でしたが、薬を飲んで1週間もしない内に痛みは全くなくなりました。
痛みが取れてから数回リハビリに行きましたが、担当の先生からも太鼓判を押されるほどの回復力で、一ヶ月もしない内に普通の生活に戻ることができました。
リハビリは主に足からお尻にかけての筋力トレーニングで、体幹を鍛えることで腰への負担を減らすことで痛みが出ないようにするのが目的だそうです。
痛みはすぐに再発する
先生曰く、痛みはなくても自分で定期的にリハビリを行い、今以上に太らないこと。
あの~、僕はやせ型なのですが・・・
ですが、あれだけ痛かったのが薬を飲んで嘘のように痛くなくなったとなると、当然リハビリなんてサボります。
そしてまたあの激しい痛みがやってくるのですが、時すでに遅し。
少し重たい物を持っただけでまたあの痛みがやってきました。
腰痛で悩んでいる人は早めに病院で調べてもらうのが最善策
ほとんどの人が腰痛を経験していると思いますが、繰り返す人は我慢して痛みがなくなるまで待つより早めの受診をお勧めします。
どのような診断になるかはそれぞれの病状により違うかもしれませんが、痛みは薬である程度取れるので、その後の治療についてじっくり考える余裕ができます。
特に働きながら腰痛と付き合うのは心身ともに辛いですからね。