インターネットでホームページを観覧している際、そのサイトのURLって気にしていますか?
大半のサイトがhttps://から始まる言語ですが、中にはhttp://から始まるサイトもあって、これって何?と気づいた方は普段からインターネットの安全性について気にしている人かと思います。
このhttpsのsの意味はSecureのsで、安心・安全・保証という意味があって、この意味を理解していることでフィッシングサイトやなりすましサイトによるリスクを減らすことができます。
httpの意味
HTTPとは、Hyper Text Transfer Protocolの略で、ホームページのデータをサーバーと利用者の間で通信するときの通信規約となります。
パソコンやスマートフォンでインターネットを利用する際のブラウザは、Internet explorerやGoogle chromeだったりiPhoneだとsafariなど、使う端末によって様々なので、それぞれに別のアドレスを作らなければならなくなり、作る方も利用する方も非常に不便です。
そこで、全てに共通する(http)という言語で構成されるようになっています。
httpとhttpsの違い
Google chromeを利用しているとhttpsが表示されずhttps以下のアドレスが表示されます。
httpとhttpsの見分け方は、URLが表示されている一番左側に鍵マークがついているものがhttps、ビックリマークがついているのがhttpで、この鍵マークをクリックしてみるとそのサイトの安全性の詳細を見ることができます。
一方、httpのままのサイトは、そのサイトの利用者のパスワード・暗証番号・クレジットカードの情報が外部に流出してしまう可能性があり、サイトの所有者以外の人がデータを改ざんできるため、たとえそのような利用方法ではなくてもなりすましサイトなどへ誘導されたりするリスクがあります。
以上のことから、データを暗号化し第三者から保護する目的でhttpsが開発されました。
サイトの所有者は早急にhttps化をしよう
サイトの所有者は契約先のサーバーで手続きを行い、ユーザーが安全にサイトを利用できるようにhttps化することをお勧めします。
逆の立場で考えると、すでにhttps化しているサイトはユーザーに危険のないように努めているサイト運営者であると言えるでしょう。
https化をしていないサイトはまだまだ多くありますが、どうしてもそのようなサイトを利用しなければならない場合は、パスワードを入力したりクレジットカードの利用はしないようにしましょう。
また、広告などもクリックしないよう注意しましょう。
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