北海道のカレイの投げ釣りタックルの話

持病の腰痛が酷く投げ釣りもあまり行かなくなりましたが、北海道の投げ釣り(主にカレイ)タックルについての持論を書いてみようと思います。

と、その前に少し釣果自慢を(笑)

  • クロガシラカレイ 52㎝(苫小牧西港)
  • マガレイ 38㎝(伊達方面)
  • スナガレイ 30㎝(積丹半島)
  • イシガレイ 45㎝(室蘭港)
  • マツカワカレイ 42㎝(日高方面)

他にも数多く釣っていますがこのくらいにしておいて・・・

北海道に生息するカレイの種類は非常に豊富で、その中でも投げ釣りで狙えるカレイは

  • クロガシラカレイ(クロガレイ)
  • マコガレイ
  • マガレイ
  • スナガレイ
  • アサバカレイ
  • イシガレイ
  • カワガレイ(ヌマガレイ)
  • マツカワガレイ
  • ソウハチガレイ
  • ババガレイ(ナメタカレイ)

主にこの10種類、最盛期は産卵により深場から浅場へ岸寄りする冬から春にかけて、そして海水温が下がる晩秋に再び岸寄りします。

特に春の産卵シーズンには一日に三桁のカレイを釣るのも珍しくありません。

目次

カレイの投げ釣りは遠投が有利

「100mぶっ飛ばせ!」カレイの投げ釣りに最適なロッド選び

カレイの投げ釣りは遠投が必要で、専用タックルを使用しないと難しいと書いてある書籍もありますが、室蘭や苫小牧、石狩などの大型港で足元から10m以上の深さのあるようなところは数mほどの飛距離でも十分に狙える魚種です。

そのため、投げ釣り専用タックルじゃなく少し強めのルアーロッドでも簡単に釣ることができます。

実際に苫小牧港ではルアーロッドで40cmオーバーのクロガシラカレイを釣り上げたことがありますし、地元の年配者さん達はホームセンターなどの安価なグラスロッドを使用し、10mほどの飛距離で50cmクラスのクロガシラカレイやアイナメを竿が折れそうになりながら無理やり陸揚げしているのを何度も目撃しています。

しかし、遠浅の海岸や岩盤の上に造られた港は、カレイが多く生息している砂地までの距離が遠いため、100m以上仕掛けを飛ばす遠投が必要になるので、やはり専用のタックルを用意した方が良い結果が得られることが多いです。

そして、岸から近い距離は多くの人が狙えるためカレイがいたとしても釣られてしまって数が少ないこともあるので、他の人が届かない遠い距離を探るといった意味でも遠投が有利と言えるでしょう。

「カレイの投げ釣り」チョイ投げで釣れるのになぜ遠投用ロッドを勧めるの?

カレイの投げ釣りのタックル

カレイの投げ釣りは比較的大型のタックルで、複数のロッドを三脚に並べて置き竿で狙います。

ロッド

竿はオモリ負荷25号以上、4.0~4.25m程度の投げ竿で狙うのが一般的です。

竿は二本用意し、三脚に並べて立てて置き竿で狙います。

あまり硬い竿はカレイには向かないという人もいますが、スピンパワーBXで20㎝程度のマガレイでもちゃんとアタリは取れますし、竿が硬くても柔らかくても釣果に大差はないので体格や体力面で選んで良いと思います。

リール

3号ラインが200m程度巻ける遠投用の浅溝スプールのリールを使用します。

北海道はサメやエイなどの比較的大型の外道が少ないため、ドラグ付きのリールは基本的には必要はありませんが、食い込み重視でドラグ機能を活用するという方法もあるので好みで選んで良いと思います。

餌はイソメ、虫が苦手な人はサンマや擬似餌を使うと良いですが、人工餌のような擬似餌は多少釣果は落ちるようです。

遠投が必要なシーンでは餌を塩で締めて水分を抜いてキャスト時に餌がちぎれるのを防ぎます。

基本的にカレイは生餌でも塩造りでもほとんど釣果は変わらないですし、ウネウネ動いて針に付けづらい生餌よりも塩造りの餌をおすすめします。

ライン

カレイの投げ釣りに使用できるラインは主に、ナイロン・フロロカーボン・PEラインの三種類で、それぞれに一長一短があるので詳しく解説していきましょう。

ナイロンライン

安価で初心者でも扱いやすいラインです。

遠投性能はPEラインには劣りますが、昔と違って最近のナイロンラインは性能も良く非常に丈夫なので3号程度の細めのラインでも十分釣りになります。

根ズレやテトラ帯などでラインが擦られる心配のない場所であれば飛距離を重視するために2号まで落としても良いですが、こまめなラインチェックを行い劣化したら早めに巻き替えましょう。

投げた飛距離を把握することで、どの辺りにカレイが潜んでいるのかがわかりやすいので、25m毎に色分けされている物がお勧めです。

▼テトラや岩など、巻き取り時に障害物が少ない場所は2号でも十分な強度があります。

▼磯やテトラ越しの投げは3号がおすすめ。

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