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「ルアーロッド」高い竿と安い竿の何が違うの?

釣りの腕は竿の値段に左右されるものではありません。

なので、安い竿でも魚は釣れます。

釣りを始めたばかりの初心者の頃って、竿を買うのに釣具屋に行ってみたら「ひぇ~、高い!」って思うのが普通だと思います。

ですが、釣りに限らず、車でも安全性を求めたり燃費を求めたりすれば、必然的に高いものになってしまいます。

必要性に関係なく、製品にかかる材料費は売価と比例しますから、釣りも同じで、細かいところを突き詰めれば突き詰めるほど、道具って高くなるのは当然なことです。

目次

不満が少なく長く楽しめる経済的なルアーロッドの価格

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ルアーロッドが欲しくて検索すると、紹介しているサイトがたくさんあります。

紹介しているもののほとんどが数万円もするようなロッドばかりで、初心者向けと謳っていても三万円もするような高い竿ばかり紹介しているサイトや、高額なロッドを買った自慢話ばかりだと、嫌になる人もいると思います。

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感想(8件)

個人的な意見で恐縮ですが、問題なく快適に釣りができる価格の境目は、ルアーロッドだと15000円前後からだと思います。

それ以下だと、重かったり、ガイドが弱く壊れやすかったり、グリップのコルクが割れたり、PE対応じゃなかったりと、上げればキリがないですが、長く釣りをしているといずれ不満が出てくる境目が15000円だと思っています。

ネット上の情報は広告収入目当てだが

基本的に、サイトの運営者の広告収入が目的の場合が多いですが、感覚はそれぞれ多少の違いはあれど、紹介文を書いている人はそれなりの知識を持っているか経験者がほとんどで、必要な機能を持ったロッド且つ、より割引率が高いなど、購入者にとってもメリットの多いロッドを紹介していることが大半で、ただ闇雲に利益率の高い商品を選んで紹介しているわけではありません。

アフィリエイト広告などに対して嫌悪感を持つのは個人の自由ですが、そのサイトを利用して情報を得ている以上、買うか買わないかは別として、タダで教えてもらっておいて文句を言うのは筋違いです。

自分には贅沢過ぎて買えないと思う人も多いと思いますが、自分の欲求を満たすために仕事を頑張ったりお小遣いを貯めたりして買う人も多くいて、全ては価値観から決まるものですから、自分の価値観に合わないのであれば、興味を持たないはずなんですが、なぜか一言多い人もいるんです。

経済的なのはそこそこのロッドを買うこと

形あるものはいずれ壊れます。

竿も同じく、何十年も使い続ければいつかは折れます。

大事に使って十年使えばかなりの腕前ですが、ある程度の金額を出して購入している竿が大半です。

ホームセンターで5000円以下で買えるくらいの竿で毎日魚を釣ったら、どんなに大事にしていてもおそらく三年も持たないでしょう。

ですが、シマノやダイワなどのメーカー品の15000円の竿なら大事に使えば10年以上持つことは普通にありますし、ホームセンターで10年で三回買い替えるなら、より性能の高い15000円の竿を10年使う方がよほど経済的ですし、満足もできるでしょう。

魚の価値とロッドの価値は比例しない

アジを釣るのに二万円もする竿が必要なの?と思う人もいるかもしれませんが、

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感想(0件)

マイクロメタルジグや、軽めのジグヘッドに小さなワームを付けて行うことが多いアジングは、ティップが柔らかくてもバットにある程度張りを持たせた竿が、アジを掛けた時にスムーズななり取りができるなどの性能を求めた結果、「ソアレSS アジング S68UL-S」を選択しただけのことです。

釣れるまでのプロセスも大事

釣り人の考え方の一つに、何を使ってどのような釣り方をしたという「過程」を大事にする人が多くいます。

頑張って買った竿で、釣りたい魚を釣るのはとても素敵なことですし、必要か必要じゃないかは使う人が決めることであって、他人がとやかくいうことではないですよね。

非合理的なことも釣りの楽しさの一つ

別にホームセンターで売ってる安いルアーフィッシングセットでも、アジを釣るだけなら充分ですし、ダイソーロッドにダイソーサビキの方が釣れることもあるかもしれません。

ですが、どんな釣り方をするかということも釣り人にとっては結構大事なことで、釣り方へのこだわりを持つことも、釣りを楽しむ「過程」の一つです。

安さに対しての限界もある

高い竿じゃなくても釣れるし自分は安物で充分って考えの人はそれでいいです。

自分もそうですし、価値観はそれぞれ個人が決めることです。

しかし、数千円の竿を高いと感じる人に関しては、釣りをやめるか自分で作るしか選択肢はないと思います。

僕も使ってない竿やリールをYouTubeで共演している相方にあげたりもしてますし、仲のいい友人から譲ってもらえるならそれはそれでいいですが、もらった竿が壊れてしまった場合、結局は買うかやめるかのどちらかの選択になりますよね。

自作すると高い意味がわかる

竹を切ってきて自分でバンブーロッドを作っているような人に対しては何もいうことはありません。

ただただすごいとしか思いません。

ただ、何の根拠もなく釣り具が高いという人に対しては、価値観の違いというしかありません。

例えば、ミノーは欲しいけどDコンや蝦夷なんて高くて買えないし、それなら自作した方が安く済むと思っている人も多いと思いますが、材料費や塗装のための機械の他、工具なども必要になってきます。

Dコンや蝦夷並のクオリティーのものができればいいですが、それに近いクオリティーを求めたらそれなりの初期投資が必要になります。

自分用なので見た目やクオリティーなんか気にせず、ただ釣れればそれでいいと思う人も多いと思いますが、どちらにしても作るための工具や材料費を計算したらホームセンターの釣り具コーナーの隅っこに置いてあるような、数個入った300円くらいのルアーセットや、100円ショップのルアーの方が費用対効果は高いです。

節約するのは竿やリールじゃない

竿やリールはハイエンドモデルのような高いものじゃなくても、そこそこのものを使った方が上達のスピードは確実に上がります。

上達こそ最大の節約術

本来なら、ラインやフック、シンカーなどの消耗品などを節約するべきですし、上達すれば根掛かりやミスキャストの回数も減っていきます。

バスやロックフィッシュをやるならフロロを使用する人が多いと思いますが、「切れない」「傷まない」なんてラインは世界中どこを探してもないですし、どんなに高いラインを使っても岩にガンガン擦れば安物ライン以下まで強度が落ちますし、フック一つにしても、安いフックに取り換えたり自分でフックアイを巻けば市販品以下で済みます。

上達すれば消耗品の劣化スピードも下がるので、結果的にかかるお金は少なくなっていきます。

道具への不満は上達の証

上達すれば必ずといっていいほど竿への疑問や不満が出てきます。

その境目の金額が先に書いたロッドは15000円以上ということです。

もちろん性能面だけじゃなく耐久性も含みます。

粗悪な作りのロッドは、使っていく内にガイドリングが外れたり、錆びたりもしますし、ガイドの固定が甘くフッキング時にガイドが外れたりすることもあります。

あくまでも15000円という数字は個人的な見解なので、人によっては20000円以上と考える人もいますが、下はやはり15000円が最低ラインじゃないかなと思います。

竿の性能は売価だけでなく割引率にも注目

メーカーによっても性能や耐久性の面で違いはあり、当ブログでは基本的にシマノかダイワをおすすめしています。

他にも多くのメーカーがありますし、個人的にはアブガルシアも好んで使用していますが、シマノやダイワは他のメーカーに比べて店頭での割引率が高いという理由からです。

割引率は、シマノやダイワが2~3割引なのに対し、他のメーカーは1割引き前後のものが大半です。

同じ15000円でも、シマノやダイワが3割引きで定価約21500円に対し、1割引きの他のメーカーの定価は約16600円です。

何がいいたいのかというと、15000円の竿がシマノやダイワだと21500円の性能があるのに対し、他のメーカーは16600円の性能ということです。

比べると5000円近く違いますよね。5000円の違いは性能面でいうと相当変わりますし、ホームセンターの安い竿一本買える計算になります。

まとめ

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安いロッドでも釣りはできますし、もちろん魚は釣れますが、ロッドを地べたに置いたりしてガイドやブランクに傷が付いたりと粗末な使い方をすることも多いでしょうし、使用後は洗ったり拭いたりすることもなく物置や倉庫に置きっぱなしにすることもあるでしょう。

一応確認しておきますが、苦労して買った高いロッドを地べたに直接置くことなんてないですよね。(もし地べたに直接置いたりしてるならもっと大事に扱ってほしいです!)

自分も通ってきた道なので、安いロッドをバカにすることはありませんし、安物の道具をバカにするような人とは仲良くする必要はありませんが、安物を使っているからといって高いロッドを使っている人に対し意見をいうのも、それはそれで違うと思います。

高いロッドを使っているからすごいとか上手いとかそういうことじゃなくて、長く釣りをするならそれなりのものを使った方が結果的にコスパがいいという内容の話でした。

安い高いに関係なく、道具は大事にしましょうね。

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