本を読んで時間を浪費する無駄な思考
成功者と呼ばれる著名人はみなさん口をそろえてこう言います。
成功したかったら本を読め。
そうですね、社会人たるもの一冊や二冊くらい愛読書がないと恥ずかしいじゃないですか。
もちろん僕も何冊か読みましたよ。
でも、何十年か社会人として生きていると本の一冊や二冊読んだからと言って人生が大きく変わるなんてことなんて実際ないんですよ。
本を読むことで変わる思考
本を読むと何かが変わる。
何かが変われば自分が変わる。
自分が変われば世の中も変わる。
よし!世界を変えてやる!
そんな高い志を持つ人って素晴らしいと思います。
自分もホリエモンが愛読している本を自分も何冊か読みました。
ですが、ホリエモンのようにはなれません。
どうしてでしょう?
本を読んだからと言って自分の信念や思考なんてそう簡単に変わるわけがありませんし、本は所詮人の書いた言葉の集合体であって書いた人にしか当てはまらない思考であったり生き方であったりするわけですから、大好きで心から尊敬している人以外の人から言われた言葉なんて信じるわけがありません。
本を読んで成功するなら世の中社長だらけだ
ひとり参考になるというか考え方に納得できる年商数億のブロガーさんがいます。
ただ、そのブロガーさんもやはり本を読めって言います。
本を読むことだけが正しいのであれば世の中のみんなが年商数億の社長さんになれますが、本を読んだからと言って何かが変わる人と何も変わらない人がいる以上読書だけが正解ということではないでしょう。
結局はやるかやらないか、そのきっかけをくれるのが読書
読書で人生が変わった!
なんて人は他人に影響されやすい性格なのかもしれません。
悪い言い方になりましたが、他人に影響されやすいということはコミュニケーション能力が高く真面目で一生懸命な性格なので他人からの評価も高い傾向にあります。
ただ、まじめな正確な故、他人や騙されやすかったりいつまでも会社に良いように使われてしまうことも多いのです。
結局は他人の言葉を信じてその通りに生きてきた結果ですから、自分の思考や能力を役立てることができるような舞台で戦うことが先決です。
たとえ読書が無駄になったと思っても、その思考が無駄だったということに気付いただけでも読書をして得た知識や経験が役立ったのだと言えるでしょう。
結局は自分次第
自分のためだと毎日睡眠時間を削ってまでも一生懸命読書したところで、人間の脳は本の内容なんてほとんど覚えていないんですよ。
みなさん自分の読んだ本の中で内容を覚えてる本って何冊ありますか?
結局読書であろうと自己啓発であろうと、内容なんて覚えてないどころか自分に都合のいい部分だけを記憶し、本来の書き手の意図なんて知る由もないんです。
理解させる書き手の技術もそうですが、読み手の能力次第ではどんなにいい本を読んでも無駄になるだけです。
自分の周りにも意識高い系の本を読みまくっている人はいますが、本を読んでるからと言って特別尊敬できる人でもないですしどちらかというと周りから少し浮いた存在でもあります。
無理しないで自分らしく生きた方が楽じゃない?と一度本人に言いましたが、本人はこれが今できることの中で気に入ってるので今後も頑張るつもりだとの回答で、少しは女性にモテたいといった結果ジムに通って体を鍛え始めました。
結局は本を読むことが目的となっていて人間性が変わったわけでも出世したわけでもないですし、女性にモテるために通ったジムでも痩せたわけでもないですし女性にモテたわけでもなくジムに通うことが目的になってしまっていましたね。
転職しようと仕事探してた人が資格だけ取って満足しちゃったみたいな。
本屋に本を探しに行く時間で本を読みましょう。
Amazonでダウンロードすれば月額980円で200冊以上の本が読み放題。
|