差別と区別の違い

ビーシュリンプ水槽レイアウトコンテスト2021がいよいよ始まりましたね。

今回で三回目となるこのコンテストですが、無事に開催できたことを嬉しく思います。

すでに出品されている方もいらっしゃいますし、ツイートアクティビティによるアクセス解析も前回をはるかに上回る勢いで、今回も盛り上がってくれそうな予感です。

これも参加者様や協賛者様による、みんな一緒に盛り上げて楽しもう!という気持ちの結果だと思います。

本当にたくさんの方々に支えられて運営しているこのコンテスト。

「ありがとう」なんて言葉じゃ足りないくらいです。

今回は新たな試みとして、通常のビーシュリンプ水槽レイアウトコンテストの他に魚類との混泳やCO2添加などが可能な「フリー部門」も同時に開催していますが、正直なところ反感を買う覚悟でいます。

ビーシュリンプを飼育する上で多くの人が魚類との混泳を勧めないのは、絶対的に魚類よりもビーシュリンプの方が弱い立場になってしまうからで、ビーシュリンプ専門で繁殖を行っている方からはそのようなビーシュリンプと魚類の共存など理解されることは難しいでしょう。

しかし、残酷ではありますが、一般的なアクアリウムにおいてエビはあくまでも脇役的存在だという位置づけは今でも根強く残っているのは確かで、そのような方々が本気でビーシュリンプの繁殖を目指すきっかけになってくれたらそれはそれで良いのではないかとの考えからこの「フリー部門」を新たに加えた次第です。

個人的な趣味の話で恐縮ですが、釣りの世界でもやはりそれに似たような思想があって、渓流釣りでは餌釣り師に対して否定的な意見が多く聞かれます。

それは、餌釣り師が根こそぎ魚を持って帰るなどマナーの悪い人が多いことや、繊細な渓流魚の扱いに対して雑な対応をする人が多いことが原因ではありますが、同じ釣り師としてルアーやフライマンが餌釣り師を差別するのはちょっと違うのではないのかな?と思います。

確かに魚へのダメージが大きいのは餌釣りの方だと思いますし、ハリを飲まれてエラから出血した瀕死の魚を川にポイっと投げてリリースする姿は自分もいたたまれない気持ちになりますが、餌釣りという方法を批判することよりも、魚へのダメージを減らす方法を議論した方がより建設的なのです。

ビーシュリンプもやはり混泳したり水草レイアウトの中で飼育することは中々難易度は高いかもしれませんが、同じビーシュリンプを飼育することには変わりはないのですから、区別はしても差別をするのは間違っていると思います。

そのような思想の発信から、ビーシュリンプに対する飼育意欲が薄れていく人もいるでしょうし、それがきっかけで少しずつ業界の衰退が始まっていくとも思います。

批判から生み出せるものはそう多くはありません。

ビーシュリンプは単独飼育をお勧めするのは間違っていないので自分も単独飼育を推奨しますが、混泳に対する批判の気持ちはありませんしそれぞれの楽しみ方があって当然ですから、混泳に限らず一方的に特定の人物を批判したり飼育理論や個人の思想を他人に押し付けてマウントの取り合いをすることはあってはならないとも思っています。

特に名の知れたショップさんやそれに関わるブリーダーさんはね。

何度も同じ事を言いますが、影響力のある人が発言することで業界が衰退してしまうこともあるってことです。

熱い志でガチ飼育しているブリーダーさんが熱くなるのは当然ですし、自分も試行錯誤して10年以上ビーシュリンプを飼育してショップさんと取引している身分ですので気持ちは痛いほどよくわかります。

何事にも言えることですが、自分の発言がきっかけで物事が良い方向にも悪い方向にも変ってしまうことって結構あるんです。

当然ですが自分も気を付けます。

最後に

協賛者の皆様、いつもありがとうございます。

参加者の皆さんコンテスト楽しんでくださいね。

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