【仲洞爺キャンプ場】夕陽がきれいなキャンプ場で20年ぶりにキャンプをしてみた

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6月に入り北海道も暖かく過ごしやすい気候になってきました。

春から夏に向けて日本付近は南の暖かい太平洋高気圧と北の冷たいオホーツク海高気圧が喧嘩をするため、その中間付近に前線ができ長雨を降らすいわゆる「梅雨」となるわけですが、太平洋高気圧が強くなり梅雨前線が北上すると梅雨明けとなります。

北海道は梅雨がないと言われていますが、東北地方の梅雨明けとなる7月中旬~下旬にかけてはこの梅雨前線がかかるため北海道も梅雨に似たような気候となることが多いんですよね。

ですが、その梅雨前線が北上するちょっと前の6月は、北海道でも一時的に夏のような気候になることがあり、暑すぎず寒すぎずでキャンプなどの外遊びをするにはとても良い気候ですし、この時期は人気のキャンプ場でもそれほど混雑しないのですごくお勧めな時期でもあります。

さて、前置きが長くなりましたが、20年ぶりにキャンプをしてみた仲洞爺キャンプ場についての感想や失敗談、その他初めて使ってみたギアの感想なども書いてみようと思います。

目次

キャンプ場選びに四苦八苦

当初予定していたキャンプ場が蔓延防止等重点措置のため7月中旬まで休場となり、キャンプ地の変更をし洞爺湖の畔にある仲洞爺キャンプ場に行くことにしました。

混雑しているところは避けたいのでオロフレキャンプ場も検討していたのですが、実際にキャンプ場を見てみるとキャンプをしている人がおらず少々不安になりそのまま通過して洞爺湖まで足を延ばしました。

仲洞爺キャンプ場は自然を残しつつも整備が行き届いたキャンプ場

 

仲洞爺キャンプ場は人気のキャンプ場なので混雑を心配しながらも実際に行ってみると、駐車場も空いていてサイトも結構空きがありましたが、到着時はチェックアウトの時間と重なったため荷物を運ぶリアカーが全て出払っていて、仕方なく手で運ぶことになりました。

駐車場から一番近いサイトまでの距離は道路を挟んで30mほどでしょうか、適度に樹木があり暑さや風を防げるのでテントの設営はしやすいですが、大きな木の近くはペグが入らず大変かもしれませんね。

サイト自体は草地ですが所々地面が露出していて睡眠を邪魔する石も多く、平らな部分が少なく場所の選定には苦労するかもしれません。

今回は管理棟のすぐ近くでテントを設営しましたが、もう少し湖畔側の方が快適に過ごせたと思います。

トイレや水場は古いながらも清掃は行き届いていて、普段からアウトドアに慣れている方は気になるレベルではないですが、女性やアウトドア未経験の方には少し辛いかもしれませんね。

問題点

キャンパーのマナーの点では多少苦言を呈する口コミもあるキャンプ場ですが、やはり一部のキャンパーのマナーについては気になるところです。

サイト内の所々に直火の後があったり、人が多く歩く場所には割れた空き瓶の破片が落ちていたりしました。

また、虫捕りのためか22時を過ぎてもサイト内を話しながら歩き回る若者の声も聞こえてきますし、フリーサイト内はペット禁止にもかかわらず犬の散歩をしている人もいます。

料金も安くグループやファミリー層に人気のキャンプ場なので、静かに過ごしたいソロキャンパーさんには少々辛いかもしれませんね。

今回新しく使用してみたりギアや普段使いでもキャンプで役に立った物

ファイヤースターター

少し背伸びしてファイヤースターターを買ってみました。

焚き付けや着火剤でOKという方には必要ない道具ですが、実際に初めて使ってみたところ結構面白かったですね。

麻ひもを解いてその上にファイヤースターターの棒の部分を削って粉を落としてから着火させるのですが、ただ棒を擦ってるだけでは火花が出ず少しコツがいります。

うまく火花が出ない時は、摩擦抵抗の大きな部分を使うとうまく火花が出て麻ひもに着火させることができます。

撮影用の照明

夜釣りのために購入した撮影用のLED照明ですが、撮影時はもちろんその他の部分でも非常に役立ちました。

昔からガソリンランタンは持っていましたが、シングルガスバーナーを買い替えたこともあって燃料は全てOD缶に統一したくてガスランタンを導入しました。

LEDランタンも良いですが、ガソリンやガスのランタンの明かりはやっぱり風情があって良いですね。ほんのり暖かく燃料が噴出する音も心地良いです。

BBQなどで肉を焼いているとわかると思いますが、暗い中肉を焼くと生焼けだったり焦げすぎたりしてしまいますよね。

不便を楽しむのもアウトドアの醍醐味ですが、ある程度安全性を求めた上で楽しみたいものです。

ワークマン真空ハイブリッドコンテナ

ワークマンから販売されている真空ハイブリッドコンテナ。2000円弱のお求めやすい価格でしたがかなり高くなっていますね。

大きさは500mlのペットボトルが4本入ります。気になる保冷力ですが、外気温25℃の車内で半日放置していても中の飲み物が温くなることはありません。

もちろんコンテナ自体に温度を下げる機能はありませんが、あらかじめ冷やしたものを入れておけばかなり長い時間冷たいまま維持できますし、小さな保冷剤を入れておけば翌日まで十分冷たいまま維持してくれます。

今回のキャンプでは小さな保冷材一つと500mlのペットボトル3本を入れて出かけましたが、途中陽の当たる場所に駐車しても中の温度が上がることはなく、保冷剤は翌日の朝もまだ少し凍った状態でした。

ソロキャンプにも便利な大きさですし、温度が上がると危険な生食品などを入れて使うのも良いですね。

ちなみに、24Lの中華製クーラーとキャプテンスタッグの保冷バッグには大きな保冷剤を2個ずつ入れていましたが、翌朝には保冷剤の効果もなくほぼ常温でした。

まとめ

久しぶりのキャンプでスケジュールを詰めすぎた感はありましたが、仲洞爺キャンプ場はチェックアウトが14時なので翌日の朝はとてものんびり楽しむことができました。

途中テント内にスズメバチが侵入したりと楽しいサプライズゲストも現れましたが、場内はスズメバチ対策もしているようですし、スズメバチに関しては刺激しなければそれほど好戦的ではなく静かにしていれば勝手に去ってくれるので、これくらいは許容範囲でしょう。

それよりも夜間キツネの声がよく聞こえていたので、カラスも含めて食べ物やゴミの放置はしないよう注意が必要ですね。

また、仲洞爺キャンプ場はチェックアウトが14時と遅くまで滞在できるため、正午過ぎには入れ替わりの時間帯になるので、フリーサイトの場合はリアカーが足りなくなり使えない場合があります。

人気のキャンプ場なので、タイミング次第では、手続きの際順番待ちなどで入場まで多少時間がかかることがあるかもしれません。

また、このキャンプ場には目の前に温泉施設がありますが、(シャンプー・石鹸類は各自で用意・ドライヤーはあり)お風呂自体は小さくキャンプ場自体混雑していなくても夕方には続々と入浴しにお客さんが来るので、帰りに入浴してから帰るのでも良いかもしれませんね。

基本的にキャンプを含めたアウトドアは不便も楽しむアクティビティなので、一日くらい風呂に入らず焚火臭いまま帰宅するのも自分は気にしませんし、釣りなどで車中泊をした場合も風呂は帰宅後に入るので入浴に関してはそれほど重要視はせず、洗面だけできれば十分です。

普段高規格キャンプ場を利用している方には少々不満の多いキャンプ場かもしれませんが、仲洞爺キャンプ場は施設こそ古いながらも設備は最低限揃っているのでファミリー層にもソロキャンパーにも良いと思います。

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