子供の頃から変わった病気を多く経験している道産子海老です。
手足口病・自家中毒・自然気胸・帯状疱疹・耳管開放症・真珠腫性中耳炎・腰椎分離症・・・etc.
そして今回新たにいただいた病名は憩室炎という病気で、大腸の内側にできた窪みに便などが残留しそれにより炎症を起こすもので、酷くなると腹膜炎を起こし命を落とすケースもあるようです。
症状としては、腹部の激しい痛みや発熱などで、道産子海老の場合は胃の痛みから始まり翌日には右脇腹の痛みに変わり、38℃程度の発熱がありました。
職場のスタッフが以前盲腸(虫垂炎)を経験していたことから色々と話を聞いていたところ、盲腸と似たような症状だったので病院へ行こうと考えていましたが、耐えられない痛みでもなかったのでとりあえず一晩考えてから病院へ行こうか決めようと思い帰宅後に体温を計ったら8℃・・・
痛くて動けないほど辛いと聞いていたのですが、我慢できない痛みでもなく、コロナウイルスのこともあり気軽に救急病院なんて行って良いものかと。
悩んだ挙げ句、とりあえずパソコンで市内の救急病院だけでも調べておこうと思ったら24時間対応の医療相談ダイヤルが出てきたのでまず相談してからと思いそこに電話をしてみました。
詳しい症状を伝えたら、熱があり痛みが出ているということは何かしら炎症を起こしている可能性が高いので、できれば救急病院を受診した方が良いでしょうということで支度して病院へ向かいました。
病院では熱があるので外での診察になりますと言われ、お腹の辺りを触診されましたが、盲腸ならもう少し下の方に痛みが出るので、盲腸かもしれないし胃腸炎かもしれないけど、ここでは詳しく検査できないので万が一激しい症状が出たら救急車を呼んでくださいとお決まりのテンプレート。
明日消化器科を受診するように言われ、痛み止めの薬だけもらってきました。
帰宅後痛み止めを飲むこともなくほどほどに睡眠を取り、9時前には病院に行きましたがかなり混雑で10時半過ぎにやっと問診が始まりました。
朝には痛みも落ち着いて体温を計った時は36.5℃と下がっていたので、昨日熱があったことや一通り症状を聞かれ検温すると35.9℃。
リーマンショック並の下落率。
今日はせいぜい血液検査して後日CTか大腸の検査だろうと呑気に構えていたら、書類を持った職員さんが来て今から造影剤を入れてCT検査しますので処置室で点滴しますと。
おいおい、聞いてないよ!
終わり次第仕事に行こうと思ってるのに・・・
で、小さな女の子が注射を怖がってギャーギャー泣いている横で点滴の針を射された大の男もどさくさに紛れて泣きました。(痛い怖い)
スタッフが常時いるので、気分が悪くなったり何かあったら呼んでくださいと、ナースコールのボタンを渡され定番の放置プレイ。
途中何度か様子を見に来てくださる看護師さんみなさん若くて優しかったので現実逃避という名のうたた寝♪
しかし、点滴の中に何か変なものが入っていたのか寒気が止まらない。
というか、体の表面は熱いのに内側が寒いというか、何とも表現が難しい状況でエコーの検査です。
先生はとても優しい口調ですが痛いところグリグリ押します。(ドSかよっ!)
この辺ですよね?と押してたのをブルブル揺さぶって刺激します。
先生は最後も優しい口調で行ってらっしゃいと言わんばかりに送り出してくれました。(まるで旅館みたい)
次はCTです。
血圧を計られ、今から造影剤を入れるので何か異変があったらすぐに呼んでくださいと、ただならぬ空気に覚悟を強いられる状況なのはバカな道産子海老でもわかります。
というよりここに来るまで異変があったからここに来たわけで、と訳のわからないことを考えていたら真剣な顔した助手さんが今から入れますね~と・・・
造影剤が入った途端、アルコール度数の高い酒をストレートで飲んだ時のもっと激しいやつ、喉の奥がカーっと熱くなり、それが全身に広がっていき手のひらや足の裏まで行ったと思ったら最後に金玉が熱くなり気が遠くなります。
マジでそのまま爆発するんじゃないかと思いました。
ほんの数分、いや数十秒くらいだったと思いますが、何とも表現が難しいというか、骨が燃えてるような感覚でした。
収まった後は吐き気が出てきてひたすら耐えていました。
検査が終わり先生のお話しを聞きます。
憩室炎ですね。
しかし、症状が盲腸に似ているし場所も盲腸に近いので、盲腸の可能性もあります。
なるべく消化の悪い物を食べないようにしてお薬飲んでいただければ2週間程度で完治すると思います。
若い先生でしたが、エコーの検査ついでに胆嚢のポリープも指摘してくださいました。(元々知ってたけどね)
念のため血液検査だけしますので後日もう一度診察にいらしてください。
どうやら軽症で済んだようです。
昨晩の救急病院と今日の消化器科の受診合わせて¥18,000也~