「寒い季節のキャンプ」アウトドア用ガス暖房器具は使えるのか?

2021年3月20日

キャンプといえば夏ですが、7~8月の夏のキャンプ場は混雑していてせっかく静かな場所にいって自然を満喫しようにも中々難しいもので、ベストシーズンを避けてキャンプを計画する方も多いと思います。

特に6月や9月はキャンプをするには適温ですが、梅雨であったり秋雨前線の影響で長雨が続いたりでうまくタイミングが合わないことも多いと思います。

10月以降は秋雨前線の影響も少なくなり天気も安定する良い季節ですが、キャンプなど野外活動をするには少し寒い季節でもあります。

そこで、北海道の冬のワカサギ釣りでアウトドア用暖房器具を使用している経験を踏まえていくつか紹介したいと思います。

燃料の種類

アウトドアシーンでは、ガス・灯油・薪が燃料の基本になると思いますが、テント内を温めるには安全に使用するための設備を整えてからでないと危険なものもあります。

ガスストーブ

三種類の中では最も安全性の高い燃料だと思いますが、コストパフォーマンスが最も低いのがガスストーブです。

缶の中には液化されたガスが入っていて、専用の接続口を通して気化されたガスを燃やすものですが、缶の中に入っているガスの量はそれほど多くなくOD缶CB缶ともに250g程度です。(OD缶には容量の大きなサイズもありますが、ここでは割愛させていただきます。)

気になる250gのガス缶でどのくらい温める能力があるか、また使用時間(ガスの持ち具合)ですが、使用する暖房器具やテントのサイズなどそれぞれの条件にもよりますが250gのCB缶で1.5~3時間程度、実際のワカサギ釣りでの環境下(外気温氷点下5℃程度ワカサギ用テント内で使用)で連続使用1.5時間でほぼ使い切ります。

日中の日当たりの良い場所では暖房器具を使わなくてもテント内は5℃程度まで暖かくなりますが、天気の悪い日はほぼ外気温と同じ気温となり、ガスストーブを使用してかろうじて5℃程度まで上がる感じです。

秋のキャンプでは、夜間は暖房以外にテント内の気温を上げる要素がないので当然使用することになると思うのですが、いくら安全性の高いガスストーブといえど換気は必ず行わなければなりません。

灯油ストーブ

基本的にガスストーブも含めてテント内で火を使う暖房器具の使用はメーカーが推奨するものではありません。

特にワカサギ釣りで一酸化炭素中毒の事故が起こるのは灯油ストーブが原因のことが多く、自己責任という言葉だけでは片づけられない問題です。

ただし、使い方によっては燃費も良く暖房効率の高い灯油ストーブは寒い時期のアウトドアにはありがたい存在でもあります。

例えば、テントの外での作業時やテントの前室で料理をする時など、換気を行いながら使用するなどの工夫をすればとても頼れるパートナーとなるでしょう。

薪ストーブ

夏以外のキャンプの経験がない人にとってかなり難易度が高いと思いますが、装備をしっかり整えておけばテント内での使用も可能ですし暖房効率も非常によく真冬の雪中キャンプにも耐えられるほどの威力です。

構造は家庭用の薪ストーブの小型版といった感じで、燃焼室で薪を燃やし煙突を通してテントの外に煙やガスを排出するといった形ですが、難燃性の素材で薪ストーブ対応の煙突穴があるテントが必須となるため一気にハードルが上がります。

また、キャンプ場によってはテント内での暖房器具の使用を禁止している場所もあるので、あまり現実的とは言えずどちらかといえば薪ストーブに関してはある程度経験を積んだベテランキャンパー向けの暖房器具といえるでしょう。

テント内で暖房器具を使用する際の注意点

基本的に火を使う暖房器具を使用する際には、換気をしていても一酸化炭素中毒のリスクが高まります。

一酸化炭素中毒は気付いた時には体が動かなくなりそのまま意識を失うケースが多く、手遅れになることも多いので、特に室内で暖房器具を使用する際は一酸化炭素の警報機を必ず使用してください。

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寒い季節のキャンプにおススメの暖房器具

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電源を使用せずに温風を出すことのできる画期的な暖房器具で、CB缶をセットしてスイッチを入れると温風が出てくる優れもの。

持ち運びもできて災害時にも役立つこの商品は寒い時期のキャンプに役立つこと間違いなしです。

●連続燃焼時間:約1時間43分(専用ボンベ1本当たり)

●ガス消費量:約145g/h

●本体寸法:幅31.9×奥行26.0×高さ43.8センチ

●本体重量:約4.7KG(本体のみ)

 

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軽量でコンパクトな暖房器具ならこのBRS-H22フクロウ冬ダブル加熱炉ダブルバーナー加熱炉赤外線ヒーター屋外キャンプヒーターがおススメ。

実際のワカサギ釣りのシーンでも多用していて、真冬の氷点下の環境下では単体での使用は若干力不足を感じるところもありますが、他の暖房器具との併用や真冬ほど寒くもないけど少し暖かくしたいなという時には十分に温めてくれる商品です。

原産国は中国ですが、構造がシンプルなこともあるせいか今まで数多くの中国製品を使ってきた中で最も故障や不具合の少ない商品です。

OD缶の上にねじ込んで取り付けるだけのシンプルな構造ですが、不安定な場所での使用は転倒した時に炎が上がることがあるので、テーブルなど平らな場所での使用が必須です。

●ガス消費量:63g / h

●本体寸法:Φ215* 120 * 200mm

●本体重量:約438g(本体のみ)

 

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単体で暖房として使うことはできませんが、キャンパーなら大体の人が持っているシングルバーナーの上に置いて遠赤効果で室内を温める器具です。

炎の上に直接置くので真っ赤になりますが、問題はなくむしろ赤くならないと効果が出ないので怖がらずに使用しましょう。

体感的にはあまり効果が感じられないことがあるかもしれませんが、使用時と未使用時を比べてみると全然違うことを感じることができると思います。

非常に高温になるので取り外し時は専用の器具を使用して外すのですが、外した後もしばらく高温状態が続くので足元に置きっぱなしにしたりしてやけどをしないよう注意が必要です。

まとめ

あまり多くの商品を紹介してもそれぞれに一長一短があるので実際に使用したことのある商品を紹介させていただきました。

何度も書きますが、テント内での燃料を使用した暖房器具を使用することはほとんどのメーカーが推奨しているものではありませんので、細心の注意を払って使用してください。

冒頭で商品の紹介をしておきながら書くのも忍びないのですが、換気しながらアウトドアヒーターを使用するのは非常に効率が悪く、使い方によってはヒーターを使用しないで換気用のベンチレーターを閉じた方が暖かい場合もあります。

また、就寝時に火を使うのは厳禁ですから、冬用のシュラフを使用したりモバイルバッテリーを使用した電熱インナーや、ポータブル電源を使った電気毛布を使った方が安全で快適な場合も多いです。

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危険を冒してまでするのがキャンプの楽しさではなく、決して無理をせず、より安全に自然を楽しむのもキャンプなどのアウトドアの楽しみ方の一つです。

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