「ベイトフィネスリール」2021年4月発売 シマノ「21 SLX BFS」渓流ベイトフィネスで使用は可能なの?

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ただ“投げられる”だけでは通用しない。
5gにも満たないルアーを正確にポイントへ撃ち込み、
意のままに操ってこそ武器となる。
FTBがもたらす飛距離とアキュラシー、そしてリニアな操作感。
良質のベイトフィネスが、いまここに。

引用:https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/baitlurecasting/a075f00003nhub3qam.html#Features

シマノよりコストパフォーマンスに特化したベイトフィネスリール「SLX BFS]が4月から発売されます。

目次

21 SLX BFS 注目のスペックは?

21 SLX BFSの気になるスペックを紹介します。

スペック表

  • 品番ギア比:6.3/8.2
  • 最大ドラグ力(kg):3.5
  • 自重:170g
  • スプール寸法:32/22
  • フロロ糸巻量:8lb-45m
  • 最大巻上長:63㎝/ノーマルギア 82㎝/エキストラハイギア
  • ハンドル長:42㎜
  • ベアリング数:BB/ローラー 5/1
  • 本体価格:24000円

※左ハンドルは2021年4月、右ハンドルは6月発売予定

投げ感は上級機種とほとんど変わらない。
トーナメントでも
積極的に使いたいリールです。

伊藤 巧 TAKUMI ITO

「手頃な価格帯のリールなのに、こんなに性能がよくていいの?」というのが、初めてSLX BFSを使ったときの正直な気持ちでした。2.5〜3.5gのスモラバを低弾道でキャストできるし、スキッピングでストラクチャーの奥へ正確にルアーを送り込めます。投げ感は上位機種と大きな差はなく、ベイトフィネスリールに必要な機能はすべて揃っているんじゃないかな。複数台必要なときにこのコストパフォーマンスはありがたいですね。今後はトーナメントでも積極的に使っていきたいリールです。

引用:シマノ

21 SLX BFS 特徴

すでに発売されている「17スコーピオンBFS」がベースとなっており「17スコーピオンBFS」の自重が165gに対し「20 SLX BFS」が170gと、ほぼ変わらない重さで「17スコーピオンBFS」との違いはスプールの材質と使用しているベアリングの数で、「17スコーピオンBFS」の下位互換と言えるのではないでしょうか。

「17スコーピオンBFS」のスプールが超々ジュラルミンなのに対し「20 SLX BFS」はアルミ合金なので超々ジュラルミンに比べて多少重さがあることが予想され、渓流で多く使う5g以下の軽量ルアーを投げるにはシビアなブレーキ設定が求められるのではないでしょうか。

「17スコーピオンBFS」とのスプール互換性

ベースが「17スコーピオンBFS」なので「20 SLX BFS」とのスプールの互換性が気になるところですが、残念ながら互換性は無いようです。

ベアリングを追加し仮に社外品のスプールが発売されてスプールの軽量化が実現したところで総合的にかかる費用はおそらく「17スコーピオンBFS」を超えてしまうので、コスパの問題も出てくるでしょう。

技術は日々進化している

当時の現行機種では考えられないほど進化して登場した「17スコーピオンBFS」から今回の「20 SLX BFS」の登場まで約3年。

メーカーの努力によって過去の技術をさらに進化させ、かつ価格を抑えることに特化した今回の「20 SLX BFS」ですから、数値に出ない使いやすさや魅力はあると思いますし、最新機種を使ってみたいというユーザーには非常に魅力的なリールだと思います。

21 SLX BFSの機能性

実売価格18000円にも関わらず上位機種である17スコーピオンBFSや16アルデバランBFSに採用されているFTB(フィネスチューンブレーキシステム)を採用しているのは大きな魅力と言えます。

ユーザーとしてはバックラッシュなどのトラブルや飛距離が気になるところですが、このFTBが採用されていることでかなり不安要素が解消されるところでしょう。

21 SLX BFS 渓流で使用するには

3g以下のフローティングミノーや管釣りで小型のスプーンを投げるのは、やはりスプール重量を重視したいところです。

メーカーサイトの「5gにも満たないルアーを正確にポイントへ撃ち込み」というところで、おそらく5g前後のルアーが一番投げやすいのではないかという予想にもなります。

渓流で使用するにはギリギリなんとか行けるのかな?というところで、使い手のキャスティング技術が求められる楽しいリールだと思いますが、17スコーピオンに採用されている超々ジュラルミンに比べてSLX BFSのアルミ合金スプールがどの程度重くなるかで決まると思います。

渓流専用に使用するというよりは普段バスで使ってるけどたまに渓流もやりたいなんて一台二役的な使い方が合ってるような気もします。

渓流用にスコーピオンBFSと迷ってる人はすでに価格も落ち始めているので上位機種を選んだ方が良いかもしれませんし、同価格帯で程度のいい中古のアルデバランBFSも視野に入れても良いと思います。

とはいえ、価格やデザインはもちろん、投げやすさやトラブル回避能力、飛距離に関しても文句なしのリールなので、実際に使用してみたら十分満足できるリールだと思います。

スプール重量が公表されていませんが、4月の発売後に使用感も含めて実際に購入した人のインプレなどを参考に決めても良いかもしれませんね。

実物を触ってみたいですが、20メタニウムを購入してしまったので我慢します(笑)

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